シャドバ 実況者あぽろさんのデッキに縋ってグラマスを目指す!

もう考えるのはやめた!パクる!パクってグラマスを目指すぅぅ!!「Don't think…Steeeeal!」

フェンサー

NO.0034「リンレイ、ルー・ウー・シェン」

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アンティーク★★★★★(欠片も見かけない。) 

俄然強め度数☆☆☆☆☆(エレガンスロイヤルが廃れた今となっては…)

再利用評価!☆☆☆☆☆(3帯は機動力orカード引き採用が基本となった。) 

 

📚「フェンサー」を語る… 

たいてい女性指揮官のほとんどはドSで兵士をバシハ゛シ叩いて指揮するサディスティックな一面を持っていることが多い中、この指揮官フェンサー「リンレイ」は、Sとは真逆のスタイルだ!

指揮官らしくしなくちゃ、指揮官らしく気丈に振舞わなければ、威厳を保つために強気になろうとすればするほどドMの豚の精神が垣間見れてしまう。だからドSの生意気な兵士なんかがあっけなくそれを見破っちゃって、「隊長?あの指示は間違ってましたよね?しっかりしてくださいよ(笑)」「我々の命が掛かってるんですから」「あなたさ?指揮官に向いてないんじゃないんですか?」「兵士からやりなおしたらどうですか?」『がははは(笑)』「そいつはいいや(笑)」「オレ様の元でたっぷりと調教してやんよ(笑)」『ギャハハハハ』なんてたてついてくることがある。

リンレイは「グギギ。。。」となりながらもドSではないから強く出れない。

しかしまあ、生意気な兵士はごくわずかで、こんな指揮官だからこそ愛情があり視野が広く理解力があるため、有能な兵士、戦士が育ちやすい環境下にある。「レイピアマスター」はまさにリンレイの指揮下で育ちリンレイの助言を得て「多段エンハンス」を編み出した。「円卓の騎士・ガウェイン」も入隊当初の下級兵士時代はリンレイの元で数年間を過ごした。彼女の心優しい部下への思いやり精神に心打たれたガウェインは厳しさだけじゃダメなのだと気付いた。後に編み出す「指揮官コスト落とし」の秘儀は、そんな優しかった指揮官リンレイのために編み出したとされている。「セントリーナイト」もそう、しがないしょ~もない程度の低い駄馬同然の「いち兵士」にすら声をかけて気遣ってくれた、そんなリンレイの優しさと、美しさと、女性への愛を感じて「守護化」を編み出した。彼のセリフはこうだ。「雨のような矢が降ろうと、星の数ほどの大群が押し寄せようとも、私はあのお方をお守りする。」実は指揮官ではあるが「アルベール」ももともとは兵士時代をリンレイの指揮下で下っ端兵士として過ごしていた。捨てられた子供アルベール、やんちゃでやかましくわがままで(しかし顔はイケメンだった)少年アルベールの才能を開花させて、母親のような優しさと愛で包み込み、道に外れることなく有能な指揮官へと若くして登りつめたアルベールだ。乙姫親衛隊の兵士たちの中にも、元リンレイの部隊出身という兵士もいたりする。さらにはウィッチの「見習い魔法剣士(ジョバンニ)」も、なんともともとはロイヤル指揮官リンレの部隊にいた者だ!彼は魔法剣に興味を抱いてウィッチ界へ留学・転身を望んでいた。リンレイの助言は「あなたの思うことをやればいいわ。あなたの澄んだ心があれば、きっとその望みは人々の役に立つ叶え方をしてくれる。」こうしてジョバンニはウィッチ界へと転身し魔法剣を学んで「見習い魔法剣士」となった。

またリンレイは、頭脳明晰で智将タイプとして指揮官へと成り上がった生粋の机上戦士ともいえる。その剣の腕前はイマイチかもしれない、剛腕で粗暴な命知らずの兵士にすら及ばないかもしれない…しかしリンレイは頭脳明晰天才的な思考力によって指導者、指揮官へと就いたのだ。

多くの指揮官たちが当時は、「攻撃力だけしか上げない」という戦術をとる中、リンレイは攻撃だけに頼っていてはダメだ、体力も同時に上げて持久力を高めることが部隊の勝率を上げることになると、独自の考察の元に開発した「攻防同時上げ(+1/1)」を実践して、彼女の名が知られることとなる。

 

そんな物語紹介コーナーはさておき、フェンサーねぇ…

現代バースしか知らないイマドキの人たちは「エレガンスロイヤル」を知らないだろう?

ロイヤルと言えば「疾風早駆け」で馬鹿の一つ覚えで特攻するクラス、と思ってる人が多いのではなかろうか?

ホントに初期バース時代では、一応ロイヤルと言えば兵士・指揮官の絡み、1で兵士出して2で指揮官の強化、12で出した兵士を3で指揮官の強化、123で出した兵士を4で強化…というように、兵士を指揮官で強化してフォロワーを展開しつつ、相手よりもまずは数で上回り、さらにステータス(攻撃/体力)でひとつ上を行くことで圧倒し凌駕して攻め勝つスタイルが、速攻(アグロ型)とは別に確立されていて、利用者もそこそこいた。

「エレガンスロイヤル」を理解するのに最適なサンプルとして、CPU対戦(ロイヤル上級2、超級1)が何よりも分かりやすいので知らない諸君らはぜひ学んでおいてもらいたい。今のロイヤルは抜刀ディオネでなんて簡単なクラスなのだwwwという風潮、思考性皆無の馬鹿丸出しのクラスに成り下がってしまってはいるが、古き良きバース時代の、もともと本来のロイヤルとはこうだったのだよ…というロイヤルクラスの礎、魅力、誕生秘話的な「作り手はロイヤルでこういうことがやりたかったのだ!」という最たる部分を知っておくのは悪いことではないだろう。

 

フェンサーの話…

だからホント初期バース時代に、1でブレイダーorヴァンくん、2でパレスフェンサーorプリンセスヴァンガードの指揮官強化…が手札になかった時のカバーとして2で兵士のラン子or不屈の兵士、3で先手ならトルーパーの早駆け、がなかった時に3でフェンサーの兵士強化。二段階のくさび式戦術(基本はこれ、無かった時にそれ)でカバーし合い、テンポよく序盤から組み立てて積み上げて攻め込んでいくスタイルの中で3帯をカバーする指揮官フェンサーの存在感は光っていた。

CPU対戦の上級2、超級1で負けた時、その負けに到る分岐点はどこだっただろうと負け試合を分析するとすべてが2で不屈の兵士→3でフェンサーの動きによるものであることが多い。ここでこちらのフォロワーが、フェンサーで強化された不屈の兵士(あるいは2/2兵士)で上から獲られて数攻めとちょっと上行くスタッパリー(ステータス)によって圧倒・凌駕されてあれよあれよという間に敗北してしまう。

別にCPUだけが使う専用カードということでもないが、まさに「エレガンスロイヤル」を代表とする1枚で、123とテンポよく流れた時の序盤における場の取り合いにおいては最強の1枚と言える。なぜなら、いまだに「攻防同時強化(+1/1)」する低コストの指揮官がいないためである。フェンサーの兵士を+1/1する能力は低コスト帯の指揮官としてはいまだに彼女だけが可能な特化した能力なのだ。

それでもまあ、欠片も使われていないし、欠片も見かけない、その理由は星の伝説期(第6弾パック)に登場した「大疾風狂時代」のスタイル確立によって、チマチマチマチマ攻めるエレガンスロイヤルが廃れてしまったためだ。

1で疾風2で疾風、3でも疾風4でも疾風、5で円卓疾風、6で疾風、全部疾風!

リーダーを叩く叩く叩く叩く叩く叩く叩く叩く多々くたくたシャツひゃくちゃく。。。。。。。。。。。。。

現代バースですらロイヤルの基本的なデッキ構成はこの時産まれた「疾風狂ロイヤル」が土台になっている。(そこに抜刀ディオネを加えた形が12期からの主流。)

さらにもう一点、エレガンスロイヤルの荒廃に拍車をかけたのが、「黄金都市ビショップ」の存在。2で確定的に黄金都市設置、3で「儀式」を放り込むだけで体力2以下の全てのこちらのフォロワーが消滅してしまう…。チマチマチマチマやってる暇などない。チマチマチマチマと強化し陣を展開して組み上げて…儀式ドォォォン!!っで、ハイしゅ~~~りょ~~~。。。。。

だったらリーダーを直接叩きに行く方がいいじゃん!

ってなってしまうのも無理はない…。

  

 

取扱説明書みたいな ✍

ターン2の2/2兵士を3/3へと開花させる! 

この動きが最も強力でこの動きのみでフェンサーを採用する価値がありこれが出来なきゃ意味がない、くらいの破壊力。

今でこそ?

今でこそとうとうコスト3帯で3/3というステータスが定着しつつあるが…利用者はいないが…、まあそれはそれとして、ターン3で3/3、2/2(1で何か出ていればそれも)が並ぶって、(昔的には)かなり強力なんだよね。 3/3ってデフォ値で云うと「コスト4フォロワーに相当する」ステータスなので、それをターン3の時点で作り上げて自身(フェンサー)2/2と並ぶって大きな強みがあった。

例えば相手ターン3で繰り出した2/3(守護)を、コスト2(2/2)のフォロワーで獲れる(ようになる)し、なおかつそのフォロワーは生存できる。相手の2/3を獲って3/1(とフェンサー2/2)で居並ぶことができる。これって相当こちらに有利なアドバンテージとして起点となる3ターン目を作り上げてくれるんだよね…。

今はどうかと言われれば…

攻撃スペルの火力高騰で3など容易く討ち獲られるしランダム破壊や一掃全壊なんやかんやと狂気に満ちた現代スパースにおいてはターン3で3/3は怖くもなんともない。いくらでも後から取り返せるという余裕が、序盤から組み立てて展開していく「エレガンスロイヤル」の虚しさ、バカらしさ、廃れた理由でもある。 

1/4守護を突破しろ!ターン2「不屈の兵士」との相性抜群!

いまだとヴァンパイアのコスト2「蜘蛛女」、あるいは今利用率が非常に高いネクロマンサーのコスト3「沈黙の信者(疾風・突撃持ちのフォロワーで攻撃すると攻撃力をマイナス2する効果を持っている。速撃構成をピタァァァっと止める有能なニュータイプディフェンダー。)」(またネクロのこの枠は、昔は「スパルトシールド」が担っていた。)、あるいはニュートラル利用(主にマゼル系、天門系、オタクらの用語で云うところの「ハイランダー型」)で稀に出てくる「マウンテンオーガ」や「シールドガーディアン」など、ターン3で1/4守護を敷いて来ることが、現代バースでも間々ある。

それを、不屈の兵士とフェンサーのコンビネーションで一撃突破することが可能なのだ!

一撃突破するこの芸当は、基本的には他のどのクラスでもフォロワーでもホントに限られたカードでのみ可能な極少数だけが出来るムーヴとなっており、スペルを用いるのではない、フォロワーを展開することで一撃破壊をしていく、攻防強化、数攻め、陣組、積み上げていく、相手の場の処理、圧倒・凌駕、エレガンスロイヤルの基本。 

相手の2/2を獲る。

結局これも最初に書いた2/3を獲ると同じ意味だが…。

1/2ヴァンくんや2/2フォロワーを2/3、3/3化して相手の2/2を獲って、なおかつこちらは生存するという強み、2/2フェンサーと合わせて居並ぶ展開力。他の攻撃力しか上げない指揮官援護とは違って、攻防強化するフェンサーならでは。

フェンサーを使う上での基本中の基本の動きである。

  📄Memo

こうやって挙げてみるにつけ、いかにターン3での活躍に期待されているかが良く分かる。裏を返せばそこで活躍できないと、中盤~後半以降はなかなか使い道が厳しい。

スト2の2/2兵士フォロワーをスペルで討ち取られた時の虚無感は半端ない。

パレスフェンサーやプリンセスヴァンガードなんかはpp2で攻撃力を+1して放り込めるしケンタくんとの合わせ技も光るが、pp3のフェンサーだと遅く若干重めでpp2指揮官のようにお手軽なタッチでプレイしづらいこともある。

 

  

フェンサーを使いこなすデッキ紹介~

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わっさ~っと序盤から攻め込む基本形。「フェンサー」ははっきり言っていらないが…。

「コア」をどかせば「ウエポンディーラー」で確定で「抜刀術」を引っ張って来れる。

しかしコアは使い勝手が良く速撃構成の強引な押し込みとして活躍できるため、むしろ今はディオネと抜刀術がいらないという事態。。。コア一択にして、セージ、マグノリアどかして「スカアハ」で良いだろう。

※スカアハはフォロワー扱いなのでウエポンディーラーで引っ張ってくることは無い、そして+2/2のエンハンス利用が可能なスカアハは非常に優秀。 

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若干の改良を経て。

現代バースでの速撃ロイヤルは最後の押し込みさえ網羅しておけば常勝だ。

ハッキリ言うとここでも「フェンサー」はいらないのだが…それを言ったら元も子もない。。序盤のフォロワー展開でのたたき合いになった時、有ると便利かな…というレベルで活躍はしてくれるだろう。

ウエポンディラーどかして「ウォードッグ」が安定して良かった。この場合、「デモンフレア」をどかして「葡萄」も良いかもしれない。あるいは「スカアハ」でも良いがスカアハは3枚はいらない。

  

フェンサーの活躍場面動画集~~~!  

これ、相手のビショップはある意味で悪くはないんだよね…この対戦相手の動きからして「ローテ民」だと一目瞭然で分かる。ローテーションはターン10超え前後の緩やかなバトル模様だから?あえて進化しないで後半の巻き返しに賭ける「いったん我慢」というやり方は、ローテーション的には正解だろう…だがしかし…ここは狂気に満ちたアンリミテッドなのです!まさかターン4、5であっけなく散るとは思いもしなかったであろうアンリミの洗礼を浴びせられたビショップさんだったということだ。

 

両者「昔風」同士の激突で、これはこれで面白かった(笑)

相手、先手なのだから処理よりもリーダーたたきに行けばよいものを、不思議と場の処理優先していたね。相打ちという損が、結果的に差となってあらわれた形。  

「お爺とお婆の爆弾鍋」を獲ったヴァンくん強化のフェンサーはナイス!こんな動きもものすごく昔風だ…。最後はスカアハにトルーパー突っ込んでデモンフレアって…ハイランダーちゃうで。。。 

※速撃構成でサクサク勝てるので30戦(リプレイ動画保存最大数)近く「フェンサー」利用で遊んでみたが…フェンサーの活躍場面を激写することは難しく、フェンサー無くても余裕で勝てる、あるいは逆に「ここで、この場面でフェンサーいれぱぁぁぁ。。。」…って時に、手札になかったり、なかなか、ムズカシイ(汗)

最前線追加レポの連戦中に出会ったバトル。まさか対戦相手で「フェンサー」使ってくるとは!?見事に不意を突かれて序盤の積み上げに出し抜かれてリーダー体力を削り取られてしまいました。最後は疾風オチですが、良しです、序盤のナイスな攻めを成したからこその良しな疾風オチ。

4/17追加。 

 

GWラスト、宝箱イベント最終日に遊んでいたら…まさかこんな出会いがあるなんて!

先手・後手で使い勝手が「攻め」「守り」で役割が大きく変わるフェンサー、それでも先手後手逆転すればいくらでも攻めの立ち回りも後手でも可能ということが良く分かる。アーティファクトネメシスの流行によってばにふぉろわーがのこらないくっちゃくっちゃな戦場になるのなら、取っ手出しの攻めで特攻するのも良い手かもしれない。

5/7追加。

 

【上方👆】修正案のコーナーぁぁ!!。。

フェンサーそのものを2/3にする。

これだけでもだいぶ使い勝手が向上する。初期バース時代でこれはやり過ぎにあたるが現代バースのやりすぎバースの中ではぜんぜん普通。という普通以下。

2/3であれば次のターンで相手の2以下を討ち取って生存できる強みを得るので使える価値が高まる。 

 2/2でいいから「突進」を持っている。

フェンサー = フェンシング的な細身の剣 = 突進剣

この発想からフェンサー自身が突進を持っていれば、+1/1強化してなおかつ自分は突進して相手の場の処理に干渉できる二段構えであれば、使う価値が高まる。 3/2スタッツ恒例の突進でも良い。

2/2で、+1/1で、今まで通りに加えて

チョイス:自分の手札と場にそれぞれ2体(枚)以上の兵士フォロワーがいる時、チョイスする。

①:+1/1ではなく場にいる兵士1体を+2/2にする。

②:手札の兵士カード2枚を選択し+1/1にして突進を持たせるを付与する。

  📄Memo 

エンハンスは結局、同じコスト3帯の「商少女」が持ってるわけだからね~…。

 

そもそも根本的にこのカードをどうこではなくて、新カードに期待する。

コスト4アミュレット「戦意高揚」

指揮官カードで自分の兵士フォロワーの攻撃力か体力もしくは両方をプラスするたびに効果を発動する。

その兵士フォロワーは疾風を持つ。

その兵士フォロワーは突進を持ち一度だけ受けるダメージが0になる。

「渾身の一振り」を手札に加えてそのコストを0にする。

 

 

総評(フェンサー)  

う~ん…ムズカシイ。これは厳しい。どうにか使えないだろうかとガッツリ研究してみましたが…現環境下(12期前期)においては難しかった。

スト2の「パレスフェンサー」「プリンセスヴァンガード」は普通に好くしっかりと活躍してくれたというのに、コスト3の「フェンサー」となるとまるで使い様がなかった。ターン3というのが遅い、そこはそうじゃない感が凄かった。やはり速撃系でコスト3帯は「機動力重視」で動けるフォロワーが強い。疾風であれ突進であれ。のんびり兵士強化タイムにはなかったということだ…。

現状、強化して積み上げて数敷いて組み立てていく「旧式エレガンスロイヤル」はやはり厳しいものがある。たとえばざっと低コスト帯の指揮官カードを眺めてみると、まるで昔のまま何も強化実装されていないことに気付ける。ドラゴンの「生贄システム」同様だいぶほったらかされている。例えば「商少女(コスト3、2/3、兵士1体を+1/0)」だって、ショボすぎる。なにかこう作り手は、速撃ロイヤルがあまりに強すぎてしまって躊躇してエレガンス系の強化追加が出来ないでいると見える。指揮官・兵士の絡み合い構成は、旧式カードを超える再録的な「なにか」、もしくは旧式カードが活かされる新式の「なにか」が必要とされているのかもしれない…。

 

フェンサー、現代バース(アンリミテッド)のレベルにあう形にするとすれば

スト2、2/2、ファンファーレ:場の兵士1体を+1/1する。

これになる。

コスト3は遅すぎるし、コスト3で2/2も脆すぎる。修正案で述べた②「突進を持っている」のであればまだ使い道もあっただろうが、単なる兵士1体に+1/1をpp3以降でそれだけは、インパクトに欠けて他のコスト3帯指揮官カードに見劣りしてしまう。 

あわせて(これは「フェンサー」を使う上で昔から言えたことだが)ターン2で出したフォロワーが破壊された時のフェンサーの3の動きが出来ない状況は、フェンサーを使う価値、活躍場面を見事に奪われて手も足も出なくなる。2/3ならまだしも2/2ソロでは出すに出せない。

現環境下(12期前期)、コスト2帯で1/1、1/2、1/3や、3帯で1/2、1/3が出るケース(傾向)がまるでないため、2/2を当てられたりしてこちらの2帯(フェンサーで強化したいフォロワー)が残り辛いという点も、フェンサーの使えなさ加減を加速させている。

※だいぶ長らく10期、11期辺りまでは、序盤は1/2、1/3フォロワーの使用率が高く、旧式エレガンスロイヤルも十分に活躍していた。代表的なカードとしてコスト3の「リュート(純真の歌い手)」は、カードを2枚引くものの1/2というステータスゆえに、こちらの数攻め陣組序盤の攻撃には格好の獲物として狩り取れたものだ…。今もはもうリュートの姿をまるでみかけなくなった。

ネクロも1/2、1/3率が高かったがいよいよ新構成によってだいぶ様変わりしつつある。

そうなってくると…だ。

序盤で1/2、1/3フォロワーの展開が流行して傾向と化す時、フェンサーを利用した旧式エレガンスロイヤルは使えるようにまたなるかもしれない…

現状はなかなか活躍させようがないことと、速撃の場合、やはり3帯はトルーパーや「ジュリエット」としたいところだし、そりゃあ「マーズ&ルカ」と円卓のほうが良いし、そうそう、だからまさに「円卓」の邪魔にもなるコスト3の「フェンサー」は現代バースにおいては噛み合いが悪く馴染めないと言わざるを得ない。

アイディアコーナーで披露したような④⑤⑥的な新カードの登場によって化ける可能性を秘めつつ、期待しつつ、しばらくは「フェンサー」ではないちがう指揮官カードを使っていこう。