スカラーウィッチ
NO.0045「ハル・ミント」
アンティーク★★★★★(さらに追加で★★★★★★★★!)
俄然強め度数☆☆☆☆☆(さらに追加で☆☆☆☆☆☆☆☆!)
再利用評価!☆☆☆☆☆(バカみたいにカード引きまくり時代ゆえに…)
MY利用率。☆☆☆☆☆(一度たりとも使ったことのないカード第1位かも…)
📚「スカラーウィッチ」を語る…
今の今まで、まさにこのブログを書くにあたって画像を張り付けるために「進化時の絵」を撮影するその時まで、このカードのキャラクター、コナン君的メガネ少年だと思っていた…女子かぇぃ!?
ビックリしたよね~;w;
これもアレだよねだから、「ルミナスナイト」 同様になんだこのショボいカードは…と見切りをつけてキラキラプライズ以外は全部常に破壊してエーテル化していたカードです。シャドウバースをはじめた当初は手持ちのカードも少ないしエーテルも全然ないから、どんどん分解していったよね~あははは;w;
だから今でも1枚だけ「スカラーウィッチ」が残っていて、当時ゲットしたキラキラプレミアム。
ルミナスナイトの時も思ったこと、こんなブログ企画をやると知っていれば分解しないで残してたのにな~と。
このカードの利用者は、過去一度、間違いなく過去一度、出会った(戦った)ことがある。何万、何十万戦とバトルをしてきたその中で、一度だけ確実に戦ったことがある。
「はうあ!スカラーウィッチだと!?」
って、ビックリしたくらいで、進化時利用していたねその時の対戦相手。その衝撃と合わせて、そのバトル、私の圧勝で勝ってしまって「なんか申し訳ないな~…」という、アンティークカード愛好家として変な嫌悪感出てしまってそれと込みで覚えている。
その1回だけで、後はもう出会うことも無い…。
現代バースの馬鹿みたいにカード引きまくれるゲームにおいて「進化してカードを2枚引く」って…そりゃあ現代バース視点で見たらだれも相手にしないよね…。こんなものに進化を使っている場合でもない。これを使わずとも腐るほどにカードは引ける。
シルバーで、2/1→3/2で、当時いかに、カードを引くという行為が貴重だったかよくわかる歴史を伝えてくれる伝道師みたいな?歴史的文化遺産みたいな?これはエルフの「ワンダーエルフメイジ」の記事でも述べた、初期バース時代、いかにカード引きが貴重でレアな動きだったか…と。
ということでスカラーウィッチ、(←変換したら「ということですから~ウィッチ」になった…ハイ。。)利用者皆無の殿堂入りした超スーパーウルトラミラクルハイパーグレートファンタスティックなクレシアブルなアンティークカードとなっております。
📄Memo
私の中では進化時の絵を(見たことはあっても)知らないカード・ベスト3に入るかもしれない…。多分これに関しては多くのユーザーに当てはまると思う…。過去のしゃどばすチャンネルSP回において「ユーザーに一番多く使われているレジェンドカード」とか、「多く使われているエンブレム」とか、そーゆーのを運営側が機器的に集計して発表するコーナーがあって興味深く楽しんで観ていたものですが…機器的というより生の声(アンケート的な)として「進化時の絵を知らない、見たことのないカードベスト3!」なんてやったら、間違いなくスカラーウィッチはランクインしてくるだろう…。
私視点でアンティークカードたちについて「ぜんぜん見かけたこと(戦ったこと)ない、誰も使っていない!私以外は誰も使っていないカードだ!」とかなんとか言っても、世界規模で遊ばれている大人気ゲームだから?実際はちゃんと利用者はいるもので、利用率が極めて低いという点と流行デッキの利用という点の相互作用によって私一個人としては出会うことも無いが実際はきっと世界規模で見れば利用者はそこそこどこかにいるものだ、たいていのアンティークカードにも。
ところがこのカード(スカラーウィッチ)に関してはその能力がゆえに、ガチで利用者いないだろうな~と思われる究極の傑作的なアンティークカードと言えよう。そーゆーカードたちも多々あるのがシャドウバースなのである。
使い方を試案する (・_・D
「呼び覚まされし禁忌」を呼び覚ますのに一役買うか!?
呼び覚まされし禁忌(通称:「呼びおこ」)は、敵全体に3ダメージという破壊力を持っているので、極端な話、極端な話ターン1、2何も出さない(手札キープ)、3で呼びおこ、後手4でスカラーウィッチ進化で9枚、呼びおこ発動、全体3ダメージ、さらにスカラーウィッチはコスト2なので、残りpp2で何か使えば次ターンの手札溢れを回避することもできる。
序盤ターン4で使う必要も無く、相手の場の展開を見て戦況の様子を見極めてpp2のスカラーウィッチ+pp3の呼びおこ同時出しとか。タイミングを見計らってセットで繰り出してここぞという場面で一掃攻撃として使用できるかもしれない…
「進化」を活かせ!
12弾パックで進化関連の強化が実装された。これを利用することでスカラーウィッチのpp2で済む利点と、進化しなきゃならないという馬鹿さ加減のマイナス面とをカバーし合い活かしていける。
つまり、例えば「ヤヴンハール」はコスト3なので、ターン5でスカラーウィッチ+ヤヴンハールの動きで2体の処理、カード引きが可能だ。横並べブームもあってか攻撃力1など多く出る場面も多々あるため、スカラーウィッチもヤヴンハールも生存できる可能性すらあるお得なムーヴ。
ラブリーモニカ、才能の開花などなど、現代バースのウィッチは進化し放題の時期にある。そうそう、上で挙げた「呼びおこ」も自動進化にあたるしゼウスの奥さん「エウロペ」なんかもいる。
進化しまくって最後は「真オーディン」の召喚へと繋ぐ。
こーゆー構成を作る時、スペルブースト利用の「導き」は相性が悪いし「精神統一」もpp3の隙が大きいだろう。
だったら、「進化」というテーマの中に組み込んで使っていけるスカラーウィッチは案外活躍するかもしれない…
天界の門との相性は…
一点入れ込み(オタク用語で云うところの「ハイランダー」)構成で、使えるかも?
私はハイランダー構成を使ったことがないので(初期バース時代にそれっぽい1枚攻め構成で遊んでいたことはあったけれど…)、多分、もしかすると、マゼルであれ天門であれ、手札はそこまで多くなくても良いのだろう?
マゼルベインがさも当たり前のようにターン6で出せるのは手札配布確率操作によればこそだし、天門は天門でオート出しが可能、0化を狙い定めて精度を上げるにはそこまで手札は必要としていないかもしれない?
とはいえ、ウィッチでハイランダー構成を組むとき、ジャンジャー開闢を入れないわけがない。ジンジャーは手札に大型が多ければ多い程とてつもない破壊力となるのだから、手札が多いに越したことは無いだろう。ましてジンジャーは進化など関係なしにその威力を発揮できるのだから、スカラーウィッチ(所詮はこれも1枚入れ込みになるが)の進化時カードを2枚引くは、意外と使えるかも…
「ライオ」の効果発動後に使えるかも…
「ライオ」の効果はデッキ内のカードすべてに9回分のスペルブーストをかける。デッキ内のカードなので以降はカードを引くたびに9回スペルブーストされた状態でカードが入る。つまり、「キマイラ」とか「狂信者」とか「疾風マン」とか「魔法剣」とか「握撃」とか「運命のカード引き」それらがすべてコスト0として手に入る。ちなみにコスト10の「フレイム」は1として手に入るし「超越」は11として手に入る。
さてそうなった時、ライオ発動後、運命のカード引きが無かったとして、スカラーウィッチの進化でカードを引いて、運命、0化、連鎖連鎖、…「0化のカード連打の始動」として使えるかもしれない…。
ライオ後のターン8以降の進化については、ラブリーモニカや才能の開花を使うことで一応カバーはできるのと、スカラーウィッチがpp2で済むという点とも合わせやすい。
土の印のカード引き要員となれるか?
土の印は「精神統一」などあれどやはりどうしてもカード引きカードに乏しく消耗も激しく手札が枯渇しやすい傾向にある。
そのカバーとして、スカラーウィッチを用いてみるとか。
つまり、土の印系は基本的には処理能力に長けているので「青年レヴィ」や「眠れる野獣」「真マギサ」「金輪」「新たなる秘密を」「暴威のゴーレム」「破砕」などなど、進化ではなく土の印を利用することで場の処理が得意な構成でもある。すると必然的に「土の印の供給」と「土の印の消化」の両者が必要となってくるのであり、スカラーウィッチを使ってカードを引いていくのも良しかもしれない。「カリオストロ」もいることで進化ポイントをどんどん使っていける余地もある。
精神統一と合わせてどんどんどんどんカードを引いて手札を肥やして圧倒的処理能力で盤面を制して勝利を掴め!…るかもしれない…
さあ、実戦してみよう!
スペルブーステッドのフォロワーを多く採用して、手札に多くため込んで蓄えて「クラーク」「オウル」「コア」なんかを使ってどんどんコストを下げての大量展開を狙う。
スカラーウィッチの利用が非常に上手くいった。
ドロシーに変わるブーステッド関連の破格のレジェンドカードが登場すればもっと汎用性が出て強力になるはず!
オート進化カードを多く入れ込んでその中でpp2のスカラーウィッチを細かいタッチで器用に使いこなしていく構成。ものすごい面白くて強い構成が作れてご満悦の「アレ」だ。 ターン5のヤヴンハールとスカラーウィッチのコンビネーションは抜群で、「真オーディン」3枚は必須かな。
「呼びおこ」はデコイに落ち着いた、オート進化は研究ではほぼ無理だった。
「ワンダラン期」に大流行した「ニュートラル構成」にみられるような単体ポンっと出し戦術で顕著に表れる弱点「手札尽き」をカバーするのがスカラーウィッチの役目で、なんとも心強く、大活躍してくれた強き良きデッキかな。
「魔導の巨兵」の強力な一撃にかけて、土の印カードをたくさん手札に加えていくカード引き要員としてスカラーウィッチの活躍が光り輝いた。スカラウィッチの利用という点で純粋に「上手く出来た!」と心から叫ぶことができる良く出来た構成、アイディア。
改良の余地はほぼ無いが「青年レヴィ様」「眠れる野獣」「オリハルコンゴーレム」この辺りで魔導の巨兵以外の勝ち方を上手く表現できるよう工夫する余地がある。「真マギサ」はいらないかなぁ…。
「スカラーウィッチを使うならこの構成!」と土の印マニアたちに知らせてあげたいほどに上手くいった良き良きデッキ。
前半戦をマシンリーで、後半戦をブーステッド系で、そして最終的に開闢を登場させるよく言えば「ファンデッキ」、ネタ、チャレンジデッキ、その実態は、大失敗してくっちゃくちゃで終わった駄作デッキ。
ウィッチの機械新カードに期待していったん封印。。。
でも必ずや…リベンジレポートはやる!
マナリアフォロワーの怒涛の数攻めとしてその中でカード引き要員(フォロワー)として、スペルでカードを引くという隙を見せることなくフォロワーとしてカードを2枚引く活躍を魅せるスカラーウィッチはここでも大活躍してくれた。
よくよく考えてみると、「マナリアル系」でレジェンドっていないんだよねぇ…「始祖」はどうなのだろう…後付けの無理やり感が凄い気もする…これもだから結局、ブーステッドや機械系と同じく、現代バース的に見合った破格の何か強力なレジェンドが登場すれば「スカラーウィッチを採用したマナリアウィッチ」として一般的に広がってしまう可能性すら秘める強きデッキ。
ウィッチでハイランダー(マゼル、天門)利用は見かけないよねぇ?
だからこそ…だからこそ、衝撃的な強さで完結したくだり。予想外に強くてびっくりなデッキ。
スカラーウィッチ?
彼女は活躍しません・x・
総評(スカラーウィッチ)
エルフの「ワンダーエルフメイジ」もそうだったように、初期バース時代のカード引きカード(ドローソース要員)のフォロワーは、現代バースにおいては厳しい。使い道がない。特にウィッチは基本的には手札溢れんばかりに「バカみたいに」カード引きまくれるのでなおさらに。
エルフの「メイ子」はギリギリどうにか2プレイシステムの中に組み込んでいける余地があった。
しかし…この「スカラーウィッチ」はマナリアでもない、スペルブーストでもない、土の印でもない、ゴーレムでもない、ホントに孤立した世界を生きる単体一手で、し・か・も、進化を要求してくるという、二重三重四重五重に苦しい使い勝手の悪さとなっている。
そう、これはスカラーウィッチを研究しようとした初日、小一時間遊んで「ハイハイ、ダメダメ、使えんよこんなカード、、、ポィッ」感覚で適当にやって、出した結論である。
大きな大きな間違いである。
スカラーウィッチ…
めちゃめちゃ使える!ものすごい優秀な一枚だった!!
これを分かりやすく感じ取るための素材として
例えば長らくウィッチで使われ続けていた「レヴィ爺さん」は、コスト2なんだよね。進化しなきゃ、進化出来なきゃただのコスト2で2/2でしかないんだけど、長らく多くのユーザーに使われ続けていた。コスト2という細かいタッチ。これが、コスト4ではダメだったんだよね。
あるいは「オウル」とか、ヴァンパイアの「恋多きヴィーラ姉さん」とかドラゴンの「真マサムネくん」とか「レイン」とか「ゴールドアイラ」とか、ネクロの「レディ」とか、ネメシスの「イカロス」とか。この辺が初期バース的設定「進化能力と言えば」のコスト4では、そこまで使われなかったんだよね。コスト2だからこそ、なんだよね。コスト2という細かいタッチで隙間埋めに使っていける低コストだからこそ。
これらと同じで、スカラーウィッチ、最初こそ「進化してカード2枚引くはないだろ~~~くだらん!」なんて思っていたけれど、まずはこのpp2で良いという細かいタッチ、扱いやすさが抜群だったことに驚かされる。なんともまあ使い勝手の良いことか…そっかそっか…(上で挙げた)それらのカードと同じではないか…と気付かされる。
次に、手札にカードが多くあればあるほど、それが結果、カード強化、戦力増強に繋がるというウィッチ特有の能力を活かせるということ。
つまり、ブーステッドフォロワーであれ、マナリアルであれ、進化攻めであれ、ニュートラルwithアリスであれ、形は違えど土の印with魔導の巨兵であれ、ジンジャーであれ、手札に恩恵をもたらす効果(スペルブースト、マナリア回数、コスト減少、攻防強化などなど)は、手札が多ければ多い程、効率が良くなるわけで、なるべく多くのカードを巻き込んでその恩恵を与えていきたいわけだ。それでまたその恩恵を与えてくれるカードたちの能力というものが進化を必要としない「ファンファーレ」なんかであった場合、スカラーウィッチに進化を切るという一手も良しとなることの方が多い。
次に、何度か触れたように、ワンダラン期のニュートラル構成で顕著だった「単体ポンッと出し構成」の弱点、手札尽き現象に関して、「肉弾戦的バトルタイプ」においてはスカラーウィッチという「カード引きフォロワー」が手札肥やしを担当してくれるのだという、発見。
これ、「精神統一」「光の階段」「運命のカード引き」でいいじゃない?
そうではない。フォロワーを繰り出すというところに意味がある。場に、自陣に、隙を見せない「フォロワーを出している」というところがポイント。
ドラゴンの「レイン」もたかが1/3と云えどフォロワーとして出ることに意味があるのと同じ。これが「吐息(スペル)」だけでは、弱いんだよね。
で、pp2というライトなタッチと、手札に恩恵を多く与えるという構成であるとき、スカラーウィッチのカード引きが大活躍してくれる。
カード引きをスカラーウィッチ一択に託すのは、それはばかげた話で、しかし他のカード引きと併用して手札の肥やしをより充実させるという意味で、スカラーウィッチは非常に便利なカードだった。
あわせて、ラブリーモニカや才能の開花など、進化ポイント回復カードもあることで、pp2のスカラーウィッチの細かいタッチがこの辺りでも活きる使い勝手の良さとして光る。
今後も、手札に恩恵を与える系の新カードが追加されればされるほど、手札を肥やす要員として、スカラーウィッチを積極的に使っていける風潮が高まっていくであろう。
あとはユーザーたちが、アンリミテッドにおいて「スカラーウィッチを使う」という発見に到れるかどうか、その真価に気付けるかどうか次第である。
私がそうであったように、この隠れに隠れた究極の一品にたどり着けるかどうか…。