シャドバ 実況者あぽろさんのデッキに縋ってグラマスを目指す!

もう考えるのはやめた!パクる!パクってグラマスを目指すぅぅ!!「Don't think…Steeeeal!」

初級錬金実験

NO.0054「ガイア」

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アンティーク★★★★★(今でも年に1、2回出会える) 

俄然強め度数☆☆☆☆☆(根本的に土の印構成ってどうなの?)

再利用評価!★★★★☆(作り手のゴーレム推しによって!) 

MY利用率。☆☆☆☆(昔は必須で使ってたけど、いつからか使わなくなった…)  

 

📚「初級錬金実験」を語る… 

土の印マニアの私は初期バース時代によく使っていました、ターン3の動きとして土の印+2/2フォロワーという二段展開は何とも心強いムーヴでした。今でこそ低コスト帯でも土の印が増えたことと、コスト2帯でフォロワー+土の印の二段構えカードが増えたことで利用は自然となくなりましたが、初期バース時代(1期~4期)までは土の印構成においては(個人的には)必須カードとしてよく使っていたものです。

今となっては?

ターン3から最初のフォロワー登場は弱すぎるので、1でジャンクくんとか、2で実験体なんかでしっかりと土の印+フォロワーの展開を心がけないと、ターン7決着の狂気に満ちた現代バースにはついていけませんので、初級錬金実験なんかを使っている場合ではない。

利用者(対戦相手で出会う率)としても、初期バース時代からほぼ見かけることは無い当時から既にアンティークカードと化していた利用者皆無の駄作、、、、、っと失礼、なかなか使われることのないカードではありました。土の印構成自体がスペル構成の下位にいたため二重三重に利用者は少なくなるもので。

 

さてさて…

 

しかし…

 

時を経て…

 

まさか、こんな事態が起ころうとは…誰が予想できたであろう?

 

つまり、ここ最近(次元歪曲11弾パック)から、作り手たちの「クレイゴーレム推し」が始まりクレイゴーレム周りが強化されたことによって「クレイゴーレム構成」「クレイゴーレムウィッチ」という新たなカタチを得たウィッチ。

まさに2/2の「クレイゴーレム」を活かして、戦える力・能力を得た。

初期バース時代から、「クレイゴーレム」を利用した遊び方はあった。間違いなくあった。私が挑んでいるから。当時としては「テーマデッキ」にあたるそれ。

クレイゴーレム錬成、二錬成に加えてコスト6「昼下がりの団地妻(ウィッチクラフト・マギサ)」がスペルを使うたびに場にクレイゴーレムを出すがあるし、コスト7「連続実験」はブーステッド回数によって最大5体のクレイゴーレムを展開できる。クレイゴーレム、クレイゴーレム、クレイゴーレム、クレイゴーレムゴーレムゴーレムゴーレム攻め。オチは「め~ふ」に据えることで勝率は悪くはなかったし、スノーマンとのコラボとかも楽し気だった。

それで、「時空期(第7弾パック)」に「マナリアの知識」が実装されて、これ、実装当時はアンリミテッドでも普通に3枚使えたんだよね。で、この「防弾」を利用することで、ここでもまた「クレイゴーレム攻めのテーマデッキ」は進化を遂げて遊べたものです。

※確か結構早めに1枚制限された気もする…知識。

そんなワケで、クレイゴーレムを利用したテーマデッキ遊びは初期バース時代からあったものの、一般的ではなかったし、汎用的でもなかった。あくまで「ファンデッキ」「チャレンジデッキ」「ネタデッキ」の類でしかなかった。

しかし述べたように「11期」に入ってから作り手がクレイゴーレムを推して強化してくれたことによって、ネタじゃなくて真戦力としてガッツリ戦える力を得て、クレイゴーレムたちの逆襲デッキが出来上がった!

実際、クレイゴーレムデッキの対戦相手と何度も当たっている。クレイジーな遊びを好む私一人が、勝手にはしゃいでいるわけではない。

 

さてさて…初級錬金実験に話を戻すと…

偶然でしかないんだけどね…

狙って(初級錬金実験を)作ったとは思えない。たまたまでしかない。

初級錬金実験が、クレイゴーレムではない何か違う2/2フォロワーだったら、ホントにまさに「スペル・カース」のように廃れ終わるカードでしかなかっただろう。

しかし、初級錬金実験が、クレイゴーレムを1体場に出すという能力だったことで、クレイゴーレム推しと合致して、リンクして、再び使う価値が出てくるという他に例をあまり見ない奇跡の再興を遂げた、それがこの「初級錬金実験」というカードなのだ!

 

f:id:otomegirl:20190522070257j:plainクレイゴーレムを強化しつつ、土の印で「術式」を1枚ゲットする。初級錬金との相性は何とも良い。コスト3被りしているとはいえ、対戦相手のクラスや構成、相手の手札具合によっては、ターン3でまず錬金、ターン4で発見が決まることもあるだろう。さらにターン2で錬成していれば3体のクレイゴーレムに発見効果を付与できる可能性を秘めるその中間の役割としては抜群に優れる初級錬金実験。

 

f:id:otomegirl:20190522070230j:plain初級錬金実験を使ってくださいと言わんばかりの仕様ではないか?

このカードを見た時ビックリしたよね…あれが使えるぅ!?

って、真っ先に初級錬金入れ込んで遊んだよね。

案の定、使えたよね~・x・;

これもクレイゴーレムを強化系、土の印はぜひとも欲しい。初級錬金がいい感じに「ゴーレム」と「土の印」のそのどちらもを提供してくれる。

2で錬成、3で初級錬金、4でダブル錬成、5で暴走、夢のムーヴであり、現実的なムーヴでもある。初期バース時代では考えられなかった「クレイゴーレム攻め」「クレイゴーレムだけでも勝てる、戦える」デッキが間違いなく現代バースにはある。

 

  

取扱説明書みたいな ✍

クレイゴーレム構成の中でひたすらに使っていけ!

土の印供給者としては、たいした強さを持っていないからして厳しいだろう。そこはやはりコスト2帯の「実験体」や「土うさぎ」「ドワーフアルケ」なんかが勝利する。

このカード(初級錬金実験)は、今ではそういう使い方ではなくて、クレイゴーレム攻めというクレイゴーレムを主体とした構成の中で使うべきカードなのである。

「真実の発見」「ゴーレムの暴走」「大召喚」クレイゴーレムゴ~レムごぉぉぉれむ攻め!これでもかってくらいのクレイ攻めの中で、クレイゴーレムと土の印のその両方を提供するカードとして、使っていけばよい。 

純粋な土の印利用としては、やはりビミョーか…

シャドウバースは何であれ場に出せる枚数が5枚と窮屈な仕様のため、キツキツでいっぱいいっぱいになってしまう。

また、スピーディーな展開をみせるアンリミテッドにおいては、土の印構成であればコスト1とコスト2帯で土の印+フォロワー展開が絶対的であるからして、さらに3帯をカバーするのは「聖教師フロウ(2/3)」がいるので初級錬金の出番はなさそうだ。

さらには「オリハルコンゴーレム」がいることで中盤以降の土の印の供給が過多になることもあり、中盤以降はオリハルコンに託してあとは土の印を消化して攻め込んでいく戦闘スタイルが現代バース的には実用的となるため、序盤、中盤以降そのどちらでも使う機会が薄くなる初級錬金実験だ。

 

  

初級錬金実験を使いこなすデッキ紹介~おやしらずおやしらずおやしらず

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ゴ~レムくんの逆襲デッキ。非常に強い!これはもう遊んでいて楽しい使って楽しい最高傑作のデッキだ。

改良の余地がある(あるいは取って換えの候補)点は、コスト2スペルの「錬成」がまずはムズカシイ。クレイゴーレムとして2345と流れると鬼のムーヴと化して勝負を決めるが、この構成はスペルタイプではないため、若干ビミョ~な動きなんだよね。ここを「実験体」にかえたことで勝率が上がったことからしても錬成を入れるべきかどうか、悩ましい。

もう一点、「ダブル錬成」、これも、ムズカシイ…述べたようにスペル構成ではないため。確かに、5で暴走が決まるなら234でクレイゴーレム攻めの展開出しておくのも面白いのだが…残ることがなかなかないし、そんな2345と上手く流れることもなかなかない。後半に持ち込まれた時、ダブル+発見とか、ダブル+暴走なんかは強いけど、う~ん…。「クレイゴーレム遊び」というテーマデッキであれば必須だが、ガチに寄せたいならこの4帯は「モニカ」一択になってしまうだろう。 

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「ゴーレム」を敷き詰めたテーマデッキ。カード引きカード「精神統一」を除いてすべて「ゴーレムに関係しているカード」たち。動物キャラのカードだけ~とか、男キャラのカードだけとか、幼女カードだけとかのテーマデッキ同様の「ゴーレムだけ」のテーマデッキ

テーマデッキなので何がどうということも無い、12345678と綺麗に流れた時、456辺りで決着できる強みはあるものの、常に恒例一掃に弱く、カード引きに乏しいため手札尽きも顕著となる。攻撃スペルも「変化」しかないため数攻めに圧倒的に弱い。(一掃はpp5の暴威待ちになる。)

ゴーレムって、別にクレイゴーレムとガーディアンゴーレムだけでじゃなく、「ジャンクゴーレム」「暴威のゴーレム」「ジュエルゴーレム」「白銀剣のゴーレム」などなどネームに「ゴーレム」と付くカードは非常に多くある。  

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「クレイゴーレムだけ」のさらに強烈なテーマ&チャレンジデッキ。クレイゴーレム関係のカードのみで構成されているネタデッキだ!

カード引きはどうしてもクレイゴーレムとは関係ない、また、どうしても弱いフォロワー(所詮は2/2ファイターでしかない)クレイゴーレムの序盤の動きを強化する「伝説の幕開け」を採用、さらに非常に使いづらい「連続実験」をオズの大魔法からターン6に使っていこうとする戦法を取る。ここで本来、ターン7で「ギルニー」オチに据えると勝率は上がるのだが…チャレンジ&テーマデッキゆえに、あえて「マギサ」を採用する!そのため、マギサ用にコスト0化に期待して「運命のカード引き」も入れ込む。

 今となっては「オズの大魔法」があることで、連続実験はもちろんのこと、大召喚などコスト1化して合わせ技として使っていけるので、数敷き詰めてか~ら~の~、ギルニーオチに据えてガチに寄せることも可能なのが現代バースの魅力の一つでもある。ギルニー入れるなら当然マギサを外して連続実験3枚入れ込もう。

  📄Memo

全般的に言えることとして、ウィッチの数攻めにおいての真のガチ、簡易なガチ系は「め~ふ」をとりあえず入れとけば良いってスタンス。

  

 

👴初級錬金実験の活躍場面動画集~~~!    

 

  

総評(初級錬金実験)  

悪くないね~なかなか楽し気な使い方が出来て、個性が出ていてこれはこれで非常に良い!

上でも述べたように土の印構成の中で用いるのではなく、クレイゴーレム推しの構成の中で用いるべき。土の印の供給と、クレイゴーレムの提供と、この二段構えは現代バースで云うところの高機能・多機能的と言える負けず劣らずの働きをしていることに気付かされる。

勝率を高めるためにガチに寄せるとしてもこの「初級錬金実験」を入れておく価値があるというのがなんとも嬉しいではないか!直接的な勝ちには結びつくわけではないが、言ったように土の印とクレイゴーレムの両方を提供する強みが、ガチ(確たるリーサル)へと繋がるのだからして、3枚ガッツリ入れ込んで使っていける。

場が埋まって邪魔になる時とか、使い様がなくなる戦況も多々あれど、やはり心強いのは「真実の発見」と「ゴーレムの暴走」における土の印及びクレイゴーレムの提供場面であっていつでも絡んでいけるコンビネーションが光る。中盤以降でも例えば「初級錬金+真実の発見」とか「初級錬金+暴走」なんて動きもできるので途切れることのない数攻め展開の強みもある。

 

まさか、誰も使わない、長らく使われてこなかった初期パックの単なるブロンズの如きが、作り手が「クレイゴーレム推し」という強化を搭載したことによって、使える、使っていける価値のあるカードへと変貌を遂げた、なかなか例をみない稀なパターンでもある面白いカード(及びデッキ遊び)と言えます。

シャドウバースを楽しんで遊びたい人にはおススメの1枚です。