【シャドバ】ドロシー抜きドロシーのナーフを真剣に考える回
今となっては「アグロビショップ」なるスタイルすら確立されたバース時代です。
あのビショップが?
あの鈍足で、食物連鎖の最下層に位置していたひたすらに狩られるしか術の無かった「あの」ビショップが?
そのビショップですらアグロ速撃速攻を得たのですから、ドロシー抜きドロシー(このブログでは『疾走ウィッチ』と呼びます。)にだけ対して「強すぎる、弱体化しろ!」なんて言うのは間違っています。それはさすがに理不尽ですね。
エルフは14弾アディショナルであのザマだし、ロイヤルは云うに及ばず(むしろロイヤルに関してはそもそもがロイヤルのオリジナリティでもあった)、ドラゴンもネクロもヴァンパイアも速撃速攻アグロ疾風攻めを有している。
疾走ウィッチ一点だけを悪者にしてめっさつするような弱体化はよろしくない。
つまり「刃三兄弟(刃、魔剣士、狂信者)」の疾風フォロワーをいじるようなやり方はよろしくない。
バース恒例の間接的な手段を用いて弱める必要がある。
ヴァンパイアのデフォカード「モグラ」は今もなお1枚制限のままである。
「虹の輝き」はクラシックパック(第1弾)のカードであり、評価コーナーで語ったように最初期のスペラーウィッチ構成から今に及ぶまで常にずっと使われ続けているカードです。
常にこれが良きお供としていつもそばにいた。
このカードがなぜ良くないかって…
①体力を高めに保つケア感など関係なしにコスト2以下フォロワーを無意味なものにする(手札に戻す)ことでダメージを与える除去タイプのものよりも高性能を以って時間稼ぎができる。
②一部アミュレットに対して非常に非情に異様に強力である。
③カードを引く。
④スペルブースト+1に寄与する。
⑤これらの性能でありながらにしてコスト2はさすがにいよいよおかしい。
特に考えるべきは②に関してで、竜の財宝や冒涜の球体のような面白く且つ遊び甲斐のある可能性を秘めたアミュレット勢が、虹の輝きがあるだけで見事に使いようがなくなるというのはよろしくない。
作り手の視点でも、今後こういったアミュレットなどを新カードで作れども作れども、アンリミテッドでは使いようがないという自爆的な縛りになってしまっている。
ということで虹の輝きのナーフの仕方として…
・カウントダウンを持たないコスト2以下のアミュレットを戻す
に変更するべきだろう。
「泉」や「最前線」や「鉄壁の城塞」や「教会」やなんやのカウントを持たないアミュレットだけを戻せる対象にしたらいい。
ビショップに関しては「黄金都市」がしっかりとナーフされたことでグルグル大回転はしっかりと収まった。ということは初期バース時代に横行していた願いや戦姫やコスト2バロンやなんやかやとカウント系アミュレットが、虹でカンタンに戻されるようではいまとなってはよろしくない。アミュレットを展開して召喚して戦うビショップというクラスそのものが成立し得ない。バカみたいに速い環境の現代バースにおいて。
①に関しても重要で、昔と比べてなぜこれに関して良くないのか?
疾走ウィッチ側のカチカク展開がほぼ中盤(ターン45)で確実に実行される「非常に速い」力を持っているからこそなんだよね。
昔のスペラーであればターン678、遅くて10前後で、だからこそこの虹の輝きの「時間稼ぎ」的利用は適正だった。
対戦相手のこちら側においても、虹で戻されてもいくらでもまだまだやり様があった。
だがしかし…
今となっては疾走ウィッチ側が異様に速い展開を以って攻めてくるため、このコスト2による時間稼ぎ(プラスカード引き、プラスブースト+1)は非常に強力なパワーを発揮することとなってしまった。
これではよろしくない。
・コストを3にする。
・コスト2で、コスト1以下のフォロワー・アミュレット戻しにする。
・コスト2で、カードは引かない。
・今のままでいいから「自分のカードのみの戻し」にする。
最初に挙げた「カウントをもたいなアミュレット」と併せて、上記4つの中からどれか1つをくっつけて弱体化する必要がある。
個人的には4つ目で良きかな、と。
するとカウントを持たないアミュレットとかど~でもいいし、ブースト+1とカード引きを削ぐ必要もなくなるしコスト2も妥当だ!
あるいは単純に
・今のままでいいから1枚制限にする。
モグラが常に良き例だがスペラーウィッチ繋がりで云うとコスト1シルバーの「マナリアの知識」がありますね。
これも1枚制限のままでいる。
これの一枚制限という弱体化は、かなり早くに打たれた手だった気がする…。
超越に関しては「重い腰を上げるが如く」にようやく弱体化したという遅さだったが、マナリアの知識は結構早くに1枚制限が掛かった…記憶がある。
何が面白いってコレは、マナリアでももちろん使われていたがこのカードの脅威はむしろスペラーウィッチによってであって超越・ドロシー構成の中でふんだんに使われてスピード感を高めていた。当時のスペラーウィッチのカチカクターンを押し上げた。
あの日の運営の発表を真に受けるのであれば?
「アンリミテッドに関して積極的に1枚制限を行っていく!」
を真に受けるのであれば、てっとりばやいし楽でいいし、程良き弱体化にもなる。前々回くらいのドラゴンのフォルテとは違ってそれなりの効果を実感することもできるナイスなナーフだ。
1枚制限と言えば…
なぜここに来て疾走ドロシーが大流行することとなったのかって、14弾でこのカオスウィザードが実装されたから。
これたった1枚によって大化けした。
このカードがなぜ良くないかって…
①カードを引きまくって手札が尽きない
②手札をたくさん維持することでスペルブーストの恩恵が多大になる。
③コスト0フォロワーとして出せる。
④進化時効果
⑤アンリミテッドでは「導き」との併用効果 → ① → ②
カオスウィザードの評価コーナーで書いたようにこれこそとっとと1枚制限にしてしまえば何の問題も無く難なく容易くあっけなく適性の範囲内に収まって落ち着くであろうやり方だ…
「やや高い」とか言ってないでとっととコレを1枚制限にしてしまえばよいものを…。
1枚制限がなぜ良いかって、ローテーション側に迷惑をかけないからね。変に能力いじって(新たに登場したカードゆえに)ローテーションで使えねぇぇぇってなってしまうとローテ期間(約1年)ずっと使えないままで散る可能性が出て来るから、アンリミテッドでだけやりすぎているなら1枚制限というやり方は非常に賢いしローテーションに影響を与えずに済む。
これは13期前期のドロシーウィッチとの対戦模様
カオスウィザード抜きにしても普通に強いんだよね、ずっと強い。ドロシーいようといなかろうとスペルブーステッド型はもうずっと強い。
カオスウィザードを1枚制限にしたとて、極端な話アンリミテッドで「使用禁止」にしたとて、ブーステッド型が廃れ消えるということは100%無い。
上の動画で最後相手が魔法剣1つ付けていれば余裕で勝てているわけだからね。今と何も変わらへん。。
この強さを加速させる結果となっている要因たる要員「カオスウィザード」を、あの日のマナリアの知識同様にとっとと1枚制限かけてしまえば疾走ウィッチの猛威はある程度収まる。
これはどうでしょうね~???
あまりにも万能に作られ過ぎているし芸が無いのが嫌いだがそれがシャドウバースなので仕方がないとして
このカードがなぜ良くないかって…
①3ダメージでカードを引くがpp2でできる
②2×2に分けることでスペルブーストにも寄与する
③フォロワーとして機能していない!
個人的にはただひたすらに③に関して苛立たしく腹立たしい。そもそもが「旧クラーク」と何も関係あらへん。。ってところでアクセル2の能力をなぜつけようと思ったのか不思議で仕方がない。だったら「白銀の剣士」をリメイクしてくれた方がしっくりくるし面白く出来たであろうに…。
私情はさておきこのカードの問題点は①と②の合わせ技であって、リーダーに3ダメージ飛んでくる可能性が3回も簡易にある点に尽きる。
いやいやいや、pp4使ってますから、3ダメージリーダーに飛ばせるのはまあまあ適正じゃないですか…と?
じゃあコスト4「デモンフレア」を使いますか?
と。
つまり、pp2×2のスペルブーストに寄与する点と、術式は今すぐ撃つ必要が無いわけだからね。撃ちたい時に撃てばいい。これはまさに実装期における「マナリアの知識」と同じこと。使いたい時、必要な時に使えばいい。そのターン中に使わなければならない理由などない。
デモンフレアの4割いて3ダメージと、真・クラークの4割いて3ダメージには天と地ほどの差異がある。
よってやるべきナーフは…
・アクセル:3or4、フォロワーのコストを7or8
ファンファーレも同時に7回復、8回復に合わせる。(現pp最大値)
アクセルを3にして肝心のそもそも肝心のフォロワーとしてのコストを下げてあげる。フォロワーとしてまるで機能していない使われていないカードのコストを下げるやり方。
実際のところこの「真・クラーク」は絶賛大流行中で100%の確率ですべてのスペラーウィッチ構成に使われてはいるが、では、アクセル効果(術式加え)がない、単なるコスト10フォロワーだけの能力カードだったら、あなたは使いますか?
ってことなんだよね。
アクセルを高めて使いづらくする一方で、フォロワーとしてしっかり使えるコストに下げてバランスをとってあげれば良い。
このカードを使う目的、採用する意義を術式利用から遠ざけてフォロワー「未知の求道者・クラーク」に向けてあげる。