シャドバ 実況者あぽろさんのデッキに縋ってグラマスを目指す!

もう考えるのはやめた!パクる!パクってグラマスを目指すぅぅ!!「Don't think…Steeeeal!」

森の聖域

NO.0003「森の幻董師・セーイクマン」

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アンティーク★★★★★(初期バース時代はそこそこ使う人がいた。今は完全皆無。) 

俄然強め度数★★★☆☆(速撃構成において実は今もなお強い!)

再利用評価!★★★★☆(ダメージ加速は今もなお効果的!) 

 

📚「森の聖域」を語る…

「せ~いく」という響きにオタクらはドキドキするだろう?

おそらくイマドキの人たちは「何だこのカード(笑)」と驚くとともに笑ってしまうはずだ?

ホントに初期のバース時代においては利用者はそこそこいて(そこそこと言ってもごく稀だが…)私もよく使っていたものです。コスト1妖精さんの攻撃力強化はたかが1体、たかが1とはいえ昔のシャドウバースではその効果は妖精さんを大量展開できるエルフにとっては「運命の泉」と同等に近い威力を発揮してくれたものです。

また、星の伝説期(第6弾パック)にて「低空エルフ」「超低空エルフ」が大流行したのですが、そこでもまた私は再び「森の聖域」を持ち出して序盤決着の超速撃で勝利の美酒に酔いに酔ってフラっフラしながらバースを楽しんでいたものです…。

現代バースでは全壊一掃にまみれきっていて、とてもじゃないけど1/1妖精さんの大量展開(「調べ」を利用した2/2すら、2ライン一掃が多くあるため)戦術は、昔ほど決まり辛い傾向にあり、昔のような大連勝記録とはいかない点は認めざるを得ない現実です。

しかしそれでも、例えばスパルタクスロイヤルなんかのタラタラしたいタイプとか、手札の具合で一掃全壊が来なかった時などの隙間を縫って攻め込んでいける強みは、「森の聖域」無しでは成し遂げられないダメージ加速のありがたみということになるはずです。

 

 取扱説明書みたいな ✍

エルフは基本的には、序盤は攻撃力1のフォロワー放出が多い。よって「森の聖域」をターン1で出したとき、ターン2で出すべき「ウィスパー」なんかを2/1に強化してくれるんだよね。これが意味するところはスト2と同等のステータスを付与されたことになる。 

逆にターン1でサークルやウォーター、メルルなんかを撃ち込んで、ターン2で出しても、2/1と化け実質コスト2帯のフォロワーと同等のステータスを得ることができる。

フェアリーを手札に加える作業は絶対必要なわけで、そこで場に出ているフォロワーが実質ターンに後れを取らずについて行ける強さを得る。 

また1で出したとき、例えばターン2で「エルフガード」とかの1/3を繰り出すと、その時点で2/3に化けることになる。2/3ってスタッツは現代バースにおいてはコスト3帯でしか実現されないわけで、ターン2で早々に2/3を設置してしまうことができる強みは他に例をあまり見ない。

続くターン3に「キュベレー」でも設置出来ようものなら予期し得ない圧倒的スタッパリーのフォロワー展開をターン3で成し得て相手にプレッシャーを与えることができる。

※現代バースでは1/3「鷹匠」との相性が抜群に良いだろう。

※※「キュベレー」は1/4なのでもちろん森の聖域の効果を得ることになる。2/4、2/4がターン3にして居並ぶということだ! 

「エルフの踊り子(ブレスフェアリーダンサー)」とも相性が良い。

ブレスフェアリーは「ファンファーレ―」でその攻撃時のみ+1/0なので、ターン終了した後攻撃力は元に戻り、森の聖域(が左においてある必要がある)の効果を得ることもできる。

ダメージ加速の重ね掛け、連鎖、を積み重ねて低コスト(主に妖精さん)低攻撃力(1/3、1/4)の展開だけで倒しきることが可能…だった。

今現在は最後の押し込みを疾風に頼る必要性が高いことは否めない。

私がほんの一時ハマっていた「ドリアード」を利用した盤面獲得戦術も面白かった。

1で聖域、2でドリアード、3でキュベレー、4で先手なら女教師アレアや雪男、後手ならユエルやエルプリさんなんかの流れが心地よい。

まあ、まあ、そんな上手い手札具合なんて早々あるはずもなく、12の動きは稀ではあったが、ドリアードを使った序盤の耐え凌ぎと場の掌握は楽し気な世界観を描いてくれたものです。

耐え凌ぎって言うと、どうしても攻撃スペルを多用して除去して除去して破壊して後半へ持ち込みたいタイプが多い中、エルフってフォロワーを展開してそのフォロワーで叩いて、持久力によって生存させて場を掌握することでの耐え凌ぎも可能なんだよね。

そして隙あらば「森の鼓笛隊」や「調べ」「ブレスフェアリー」「シンシア」なんかで攻防強化し攻めに転じることができるのは、エルフならではの動き…まあ、…ロイヤルでもできるけど、、、、ロイヤルは兵士フォロワーが低体力のためエルフのようにはできない、その強みがあるだろう。

「調べ」との相性は若干悪い。

とはいえ、調べはその場限りの一回分なので後続する妖精さんや攻撃力1フォロワーには常に恩恵がある点でそこまでかみ合わないということは無い。 

「進化」のやり方が重要!

あくまで「攻撃力1」にしか効果が掛からないため、進化して3/3になったり、攻撃力強化して2/1になったり、(もちろん一度、森の聖域の効果を受けて攻撃力が上がったフォロワーも)聖域の効果は掛からない。

あくまで「攻撃力1」という点が大事。

ニュートラルでも可。 

後半~終盤では邪魔になることも多い。

そのため、「手札戻し」で聖域をどかす作業も必要となってくる。

これと相性が良いのは「射撃矢」で、pp1の細かいタッチでどかして何か大型フォロワーやカブトムシ、リノ虫の疾風設置も楽し気だ。

    📄Memo

 攻撃力のみが上がるため、妖精さんなど1/1に対しては体力が1のままで2/1の大量展開になることもしばしば。すると(初期バース時代の全クラス必須スペル)「スリーウェイ(コスト3、ぜんたいに1ダメージ)」がブッ刺さったものです…。いまでもドラゴニュートの威圧なんかがあるけどあれはエンハンスで2ラインに化けるのでまあどっちもどっちか…。

聖域の魅力は何と言っても「カウントダウンがない、フリーで使える」という点。

不要な場面では手札戻しでいったん戻して、また必要な時は出すといった使い勝手の良さがなんと言っても魅力的だ。そしてコスト1という細かいタッチで2プレイシステムに組み込んでいける機能性もまた抜群と言わざるを得ない隠れた逸品。

 

 

 森の聖域を使いこなすデッキ紹介~🌳🌳🌲🌳🌳 

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初期バース時代のとある一例。

コスト3「癒しのエルフ」をニュートラル「シールドガーディアン」

私はアンチリノ虫なのでここをなにか…ニュートラルのギルガメとか使ってた気がする…。

とどめに据えるのは「シンシア」でもいいしダラダラ天使とか、今風に改良すれば案外まだまだ使えるかもしれない。

初期バース時代は要は「アグロ型」と呼ばれるロイヤルやネクロが流行ってはいたものの、顕著な弱点として両者手札があっけなく尽きて失速する。

対してエルフは「め~ふorリノ虫二択世界」に近いレベルでそればかりだったが、こういった超速攻型をエルフで展開することも可能だった。そしてロイヤル、ネクロと決定的な違う点として 手札を大量に肥やして展開していける持久力があった。エルフはロイヤル、ネクロよりも粘れたんだよね。もちろん、一掃一掃、一掃連打されては力尽きることもあったけど、ロイヤル、ネクロのように自然と手札尽きて自滅する形でのしゅ~りょ~!が少なかった。 

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星の伝説期(第6弾パック)で私が多用していた形。低空エルフ利用。

「射撃矢」は実装済みだったっけ???「導き」にかえて「射撃矢」がベスト。

ターン1からうわぁぁぁって展開していき強化強化、強化を重ねてブリンガーの0化の妖精さんを利用して早々の「調べ」。

ターン4でほぼ決着がつく「陣組」が完成する驚愕の超速攻エルフでした。

「ユエル」は、当時エルフと同じくロイヤルも「疾風狂時代」に突入して同じく速攻で攻め込んでくるデッキが大流行していたので入れていた。

今ならユエルを外して「リラ」「使役者」3枚が安定して良さ気。 

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ドリアード」を使ったファンデッキ寄りの低空構成。

確か実際は…フォロワー2枚式にして「森の鼓笛隊」設置を目論む遊び方をしていたはず…そうそう、それでアミュレット多すぎて鼓笛隊の発動阻害されてこの形に落ち着いたのか~。 

 1で聖域、2でドリアードは妙に良いディフェンスしてくれる場持ちの良い守護なしの守護者だったドリアードの活躍が懐かしい。今は「伝説の幕開け」があるので取ってかわられた感はあるものの併用すれば序盤の場の掌握に関しては強そうだ…。 

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現代バースで通用する最新型のとある形。「鷹匠」と聖域の相性は抜群。

現代バース(次元歪曲期)はスペラーウィッチが絶滅しているので「少女リザ」を入れないで済む点が嬉しいところ。

コスト5「セタス」はなくてもいいんだよね…どかして「キュベレー」3枚が何よりも安定するのだが…抜刀ロイヤル対策として一応、1枚だけ入れているという始末…。 リラをどかしてキュベレー3枚、セタス2枚でも良いかもしれない。

あるいは攻撃的に「ダラダラ天使」2枚入れておくのも良いだろう。

  

 

🌳森の聖域の活躍場面動画集~~~!  

 森の聖域によって計6点の加速ダメージが入ってるんだよね~。

 

 

総評(森の聖域)  

 悪くはない。

使える。

ちゃんと活躍できる。

こーゆーのっていいよね…誰も使っていない使用率完全皆無のアンティークカードなんだけど、実際はちゃんと使える、活躍できるというニッチ力。

それでまたシャドウバースにおいてはリーダー体力20と低い設定のため、今昔において常に「速攻こそ常勝」が成り立つため、速撃エルフも常に成立できる。通用する。

またシャドウバースの特徴として「守護率がとてつもなく低い」ため、速撃はたいてい通る。

ドラゴンクエストライバルズなんかは「仁王立ち」や「ウォール」なんて守護にあたるディフェンス面も重要視されて戦術として多用されるが、シャドウバースは基本、攻め一辺倒なデッキが多くガラ空き率高いので「速撃速攻」は容易く通じる、勝ちやすい、初心者でも組みやすい(レジェンド不要)構成の中で活きる「森の聖域」は、実はまだまだしっかりと活躍できる、この先も長らく活躍できるであろう隠れた逸品なのでした。