シャドバ 実況者あぽろさんのデッキに縋ってグラマスを目指す!

もう考えるのはやめた!パクる!パクってグラマスを目指すぅぅ!!「Don't think…Steeeeal!」

歴戦のランサー

NO.0027「ラン子」

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アンティーク★★★★☆(初期バース時代ではレギュラーだった。) 

俄然強め度数★★★★☆(速撃封じの一手。)

再利用評価!★★★☆☆(速撃が流行っている時に活躍する!) 

 

📚「歴戦のランサー」を語る… 

初期バース時代であれば速撃と言えば「ロイヤル」そして「ネクロ」

それらのターン1からの猛攻をたったラン子1枚でピタァァァァっと止める傑作級の逸品、それが歴戦のランサーだ。またあるいは中盤~後半、疾風が来ると予期してポンっと守護を設置してとどめを封じるスーパーディフェンス(リーサル阻止)にも役立ったものです。

それからまた星の伝説期(第6弾パック)で疾風狂ロイヤルが爆発的な大ブームとなる。そこでもターン2で守護として立ちはだかり速撃を防ぎ止めてくれた大活躍をしていたラン子だ。

そうそう!

その前にワンダラン期(第5弾パック)ではニュートラルブームがあって、これもターン1から234とニュートラル小モノたちを展開していく数攻めで、ここでもターン2で守護として相手の数攻めを削り落とす活躍をしてくれた。

イマドキの現代バース人にはラン子のコスト2、2/2守護の魅力や秘めたる強さを理解するのは難しいだろう。今はターン1から攻めるのではなくてカチカク(勝ち確定)オチに向けてカードを引いたりカードを引いたりカードを引いたりする時間なので結構ないがしろにされやすいど~でもいいターンという認識をしているのが現代バース人でありローテーションへと逃げて行った軟弱思考のローテ民でもあろう。

幾つかの期で流行る序盤からガシガシ攻め込んでくる「速撃」に対してあの「ゼウス」も真っ青な最強カード、それが2/2守護の存在なのです。

速撃において123と手札が流れたとて、こちらが2/2守護を打ち込むと相手のプランはあっけなく崩れて敗北するしか術が無い。ターン2で決着してしまうほどの驚異的な威力、まさにゼウスも一目置くであろう存在、それが2/2守護のラン子なのです。

   📄Memo

これが意味するところは、ラン子(ベアなどの2/2守護は)基本的には、メタる斬り(メタ、傾向と対策)で使うべきカードであるという点。

風狂時代やワンダランニュートラル期のように速撃が大流行してそれにまみれているのであれば、採用して相手の出鼻をくじいてやればいい。

まるでそんな気配も無いターン1からタラタラタラタラしてくる傾向が強いのであればラン子(2/2守護者)の活躍場面はないことになるし、もっと大きな守護が要される局面が多々あるのであれば大型の守護を入れ込むべきであろう。10期~11期に流行した人形ネメシスに対しての「豪傑の獅子(獅子王ディフェンス)」や、「ミノタマン」などニュートラルの守護者や、あるいは純粋にロイヤルの守護者「デュランダルン」や「ジェノア」など。

傾向と対策によって使いこなす必要がある。

  

 

取扱説明書みたいな ✍

速撃速攻を封じよ!

もう既に上でガッツリと述べてしまったが… そういうこと。。

いまだと「ベアディフェンス」と合わせてターン2で設置しやすい(手札に加えやすい)ため、ラン子と合わせて6枚入れ込みは対速撃デッキに非常に効果的。確実に相手の速撃を止めにかかれる。

また、速撃構成の顕著な傾向として手札尽きが早い。中盤~後半の相手の強引な疾風押し込みを警戒してポンっと単発で出すだけでも効果的。攻撃スペル率が低いという点でも2/2守護の効果はデカい。

コスト3帯フォロワーの護衛役

パッと思いつくのは「炎将軍・マーズ」のターン4へつなぐ勝利のムーヴで貢献する。マーズを破壊されずに守ることが出来ればもうこれだけで、ターン4の展開次第で決着しかねない強打となる、そのためにターン2で2/2守護で防ぎ止める役目は大きい。

あるいは「荒くれ海賊3/3、進化して6/6!」これを後手で生存させて進化あたっく叩き込むための護衛役として、2/2守護が活躍できる。

 

騎士王アーサーのお供として。

ベタベタで個人的には好きではないですが…基本形でもある。

アーサーを守るためにベアと共に守護を敷く、ランサー(2/1突進)と合わせてアーサーを守る。1帯は工夫次第。次ターンでフォートレスであれレイサムであれ強打弐連は非常に強力。アーサーによる数攻めは次ターン(8)のヴァルフリート卿とはかみ合わない。8(もしくは相手後手で7)ともなればたいていほとんど処理される叩き合いの場面ゆえに。あくまで高ステータスのアーサーを残したい。  

魔法ガード、破壊耐性、宝杖のステラとのコンボなど。

その守護効果を如何なく発揮するために、マグナスや聖騎士シャルロッテの魔法ガード付与によって攻撃スペルを無効化することで相手に確実に処理を仕向ける「守護」の役割を如何なく発揮できる。

キャプテンリーシャは魔法ガード及び破壊耐性(必殺も含まれる)を得るのでより強力な守護と化す。リーシャの効果は場から離れると(つまり倒されると)なくなってしまうがその他の魔法ガードと違って場に残り続ける限りは効果が残るので、守護で守るラン子などの活躍と相性が良かったりもする。(しかし後続フォロワーに効果が乗らない不便さがある…。)

コスト3指揮官の「宝杖のステラ」は進化時兵士1体を+2/2にする。アタッカーに付与するのであれ、ラン子に付与するのであれ、 ターン5の2、3ムーヴとして多彩な動きが可能で守護で抑えるという働きが光る。

エンハンス「ベア」との使い分け。

同じくブロンズのコスト2守護2/2兵士フォロワー「ベア」に取って代わられた感はあるものの、ベアはエンハンスが邪魔臭かったりもする。

pp5で4/4守護は後半以降たいしたディフェンスにならない。エンハンス関係なしにサクっと繰り出せる使い勝手の良いラン子もまだまだ使う価値があるということだ。 

「伝説の幕開け」は…

スト2被りで噛み合いが悪い。

伝説の幕開け守護を狙うのであれば3帯の2/3守護の付与を狙うべきである。

2帯の守護で利用する際、幕開け効果を確実に得るためにはどうしても幕開けを先に出す必要性があり、幕開けの1カウント無駄、ターン2でガラ空き場面をつくるなど、損が多くなる。それらを差し引いても2/3必殺守護は大きな守りとなるものの、スペル破壊も想定すればやはり噛み合いが悪いと言わざるを得ない。  

   📄Memo

守護フォロワーなら何でもいいじゃん…ではない。

スト2という扱いやすさと他の指揮官カードとの組み合わせ易さで相性が良いのだ。

またラン子が「兵士」であるという点も重要。指揮官が指揮官に効果を付与するパターンは(フリー系を除いて)皆無なので、指揮官効果を得るには「兵士である必要がある。」 

  

  

歴戦のランサーを使いこなすデッキ紹介~

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速撃タイプであり、ディフェンス面も考慮された「リベロデッキ

攻守ともに万能で隙無し、現状(12期前期)勝利の山を高く高く築く敵なしの強力なデッキ。

対戦相手のクラスによって(特にロイヤルは速撃構成が多い)ラン子の初手確保を目指したい。

ターン5以降であれば「炎将マーズ」と同時出しすることで攻防強化を得ることができるし、「グローリーコア」の恩恵を受けることでも攻防強化できる。中盤以降も腐らず利用価値の高い守護敷きとなれる魅力を秘めている。

   

ラン子の活躍場面動画集~~~!  

これはラン子、ナイススーパーディフェンスでした! 

4ダメージ防いだのではない。2体の展開を阻止したのだ!この違いは大きい。場に残すことは2ダメージ、4ダメージ、6ダメージと加算されていくもので、それを潰したというところにラン子の活躍が光る。(そこを優先してからの、リーダー体力を守った点も挙げてよい。)

相手は先手、手札の流れは抜群に良いアグロ型にあるべき展開。それを潰して防ぎ止めたラン子の名場面にして傑作シーンが、非常に分かりやすい形で表現されているバトルと言えよう。

 

現状(12期前期)速撃ロイヤルが多くいるからこの手の動画を撮ろうと思えばいくらでも量産できる。  何十戦としてたまたま撮れたのではない。

ターン4での2枚出しは偶然でしかないものの、大切なことは、カード一覧表から瞬間移動してワープしてきたのではなくて、きちんとデッキ(山札)にセッティングしていればこその2枚出しということだ。あの場面で「炎将マーズ」を守ったことで圧倒的な展開力を以って圧勝することができた。 

 

総評(歴戦のランサー)  

いい!すごくいい!!

繰り返しになるがちょうど今(12期前期)速撃ロイヤルがかなり多くいるため、2/2守護でバシッっと受け止めて防ぎ止めてくれるラン子の活躍は多大だ。手札配布確率操作の恩恵もあってしっかり序盤で加わるので、しっかりと活躍してくれる。

12弾新カードでヴァンパイア「獄炎のデーモン」ネメシス「秩序のシン」が実装されてしまったが、長らく、だいぶ長らくコスト2帯で2/2守護者はロイヤルの特権であり続けていた。

ニュートラルには2/1守護者の「ミノタウロス」がいるものの、体力1では意味がない。1系を倒してなお、守護として場に残ることに意味がある。1系に倒される守護では効果が薄い。(ゆえにミノタウロスの利用率がベル子に劣るわけだが…。)

速撃に対して、123と足止めはもちろんのこと、場のフォロワー、手札の消耗も促すことになる。そうこうしている間にこちらターン4(もしくは5)で先陣展開円卓展開によって一気に数攻めを行い逆転する。序盤で相手が数攻め展開成功させていては、個々でのこちらの中盤の展開も、相打ち多しとなりグズついてしまう。そうはさせないラン子のディフェンスは非常に頼もしいし効果抜群である。速撃系に対して。

はじめにも書いたことだが、このカード(歴戦のランサー)は、速撃の流行に対するメタる斬りとして用いるべきで、その傾向がまるでない違うブームが起こっているなら外して入れ替えるべき1枚である。単なる守護としてなんとな~く期待して使うのではなくて、速撃ブームに対抗する序盤で防ぎ止めるために使うべき1枚、という明確な目的のもとに使うカードなのである。 

傾向と対策によって使いこなす必要がある上級者向けの至極の逸品。