シャドバ 実況者あぽろさんのデッキに縋ってグラマスを目指す!

もう考えるのはやめた!パクる!パクってグラマスを目指すぅぅ!!「Don't think…Steeeeal!」

ジャイアントスレイヤー

NO.0040「スレイア」

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アンティーク★★★★★(最初期バース時代に1、2回…。) 

俄然強め度数★★★☆☆(2.5ポイント。半々。)

再利用評価!☆☆☆☆☆(下で詳しく) 

 

📚ジャイアントスレイヤー」を語る… 

 私がシャドウバースを始めた頃(初期バース時代)、まだカードを全然持っていませんので、処理手段として攻撃スペル感覚でこのスレイアを2、3枚入れて使っていました。

正確に云うと、「使っていた」というよりは、「他にないからやむなく入れていた」だけにすぎませんでした。

デフォ~クラシックパックのロイヤルカードを見渡すと気付く、そう、「攻撃スペル」が「疾風怒涛」しかないのですね…。今では当たり前のようにコスト2で3ダメージ「蛇剣」や「火遁」なんてものがありますが、初期バース時代にはロイヤルはターン2(pp2)でサクっと使える攻撃スペルがありませんでした。

f:id:otomegirl:20190415060411j:plain最大で5ダメージをpp2で打ち込める強みはあっても、序盤で処理する活躍はなかなかムズカシイ。課金関連のおまけ再録的に絵柄が違うバージョンがあったようですが、「こんなものいらねーよwww」とオタクらからは不評で「このカードのために課金するのはよそうかな」なんてわざわざ言われてしまう始末。初期バース時代から利用者がいなかった伝説のカードだよね…ある意味で「幻」…(汗)

 

それで、ジャイアントスレイヤーに話を戻すと…

初期バース時代、攻撃スペルの手段がなくてやむなくスレイアを使っていた私、常に感じたのが、「攻撃力5以上を破壊する」という点で、「攻撃力5もねぇぇ~~~よ。。。」で、倒せない(カード自体をプレイできない)というジレンマとの戦いでした。よほどの大物でない限り、当時は、攻撃力5以上なんて出てこないんだよね…。

ホント、相手のフォロワーの「アレ」を処理したいんだけどな~…って時は攻撃力5も無くて使えない、今こそスレイアの活躍するチャンスだ!って、攻撃力5以上の大型がいる場面で、肝心な時にスレイアが手札にいない…どないやねんっ!?

このイライラで私はジャイアントスレイヤー、ハイゴミ外しま~すwww 

って、あからさまにイラついて除外したのを、今でも覚えている(笑)

 

それで…えヴるぶ期(第2弾パック)にて、コスト2スペル「渾身の一振り」がついに登場するわけだ。

f:id:otomegirl:20190415061131j:plainそれはもう、みんながみんなこれを使うようになった。

ロイヤルの特徴でもあったんだけどね…コスト2攻撃スペルが「疾風怒涛」という特徴、オリジナリティ、本来はその路線で行かなくちゃならないんだけど、現代バースの作り手のやり方をみれば、まあそんなものだよねって。(みんな同じ、クラスの個性などない、みんな同じモノを共有する、あのクラスにヒールがないからヒールを追加しよう、あのクラスに消滅手段がないから消滅を追加しよう、とっかえひっかえやってるだけ。) 

ここから、ロイヤルもコスト2攻撃スペルを得て安定して戦えるようになったことで「ジャイアントスレイヤー」の利用率は超絶皆無と化してしまうのでした。 

これを以って、数を敷き詰めて戦う「エレガンスロイヤル」が早々に否定されて、速撃速攻の早駆け単騎特攻アグレッシブな戦法が主体となっていきます。

破壊カードは同じえヴるぶ期に実装されたコスト5破壊スペル「葡萄」を誰もが使った。相手リーダーに追加で2ダメージ与えるというわけのわからない能力ゆえに、疾風速撃構成のみならず誰もが押し込み追加ダメージ狙いで使っていた。

 

もはやジャイアントスレイヤーの出番などない…。

f:id:otomegirl:20190415063323j:plain「時空期」に追加されたカード。これは不思議と利用者が多くいた。「体力」縛りだから。

以上は葡萄で獲ればいいし、以下ならこれで獲ればいい。以下なので序盤から使っていける強みがある。鬱陶しいヴァンパイアの「蜘蛛女」も容易く取れる。「体力」が「5以下」だから、使い勝手は良くある意味でpp3で「5ダメージ与える」と同じことでもあるから、これは実装された当時は利用率が非常に高かった。(あくまで「破壊する」である。)

 

 

さて…今ならわかるさ…「ジャイアントスレイヤー」の魅力。もちろん、あの頃からわかってはいたけどね…「ジャイアントスレイヤー」の魅力…。

強いとか弱いとか、使える使えないとか、活躍するとかしないとか、そーゆー次元じゃないんだよ!

ジャイアントスレイヤーとは、超典型的なあからさまなほどの「メタる斬り(メタ、傾向と対策)」として使うカードであって、常備して常に強いとか、使えるとか、活躍するとか、そーゆー次元のカードではないのだ。

つまり一番わかりやすい場面として… 

初期バース時代、小モノ速撃が流行っていた(主にロイヤル、ネクロ、ついでエルフ、ヴァンパイアはタンデム落下式の自傷速撃)、これに対して、後半に持ち込んでゆっくりやりたい構成者は、現代バースのように高機能・多機能な環境下に無かったから、基本的には弱い立場にあった。小モノで一気にブワァァァぁって攻められては手も足も出ないで負けるしか術が無い、今もそうであるように基本的には…ね。

そこで、多くのクラスで必須レベルで利用されていたニュートラル守護コスト5の「ゴブリンマウンテン」だ!

f:id:otomegirl:20190415064448j:plain今みたら、ショボいな…って、思うじゃん?

当時はターン5で3/7守護、進化して5/9って、ゼウスも真っ青のエゲツない化け物だったんだよね…。

これが、ターン5で出て来た時、進化アタックしてきたとき、攻撃力が5になるわけで、これを、小モノ兵士勢で攻め込み中のロイヤルとしては、ここをどうにかして突破しないと、逆転負けしてしまう恐れがある。かといって、場にいる小モノたちを犠牲にしてぶつけてまで突破したとしても、それはそれで結局負けてしまうのではなかろうか…。

立ちはだかる怪物スタッツ、しかも「守護」、小モノ勢にはゼウス5体が並んでいるかのようなプレッシャーだ。もはや突破はできないように思える…。

 

そこで出番となるのが…

f:id:otomegirl:20190410074529j:plainカンタンに云うと、そーゆーことなんだよね。ゴブリンマウンテン率が高いという「傾向」に対して、ジャイアントスレイヤーで対処するという「対策」、メタる斬り、あからさまなほどの傾向と対策、として用いるべきカード。

もう一度書けば「常備して常に強いとか、常に使えるとか、常に活躍すると、そーゆー次元じゃないんだよ!」って、そんなカード。

 

もう一つ、面白い、そしてわかりやすい(実在した)例として

星の伝説期に「天空の階段」というコスト1(後に弱体化して現在はコスト2)の3枚カードを引けるアミュレットが登場して、星の伝説期(第6弾パック)~時空期(第7弾パック)の間、全てのネクロマンサーが「速撃ホネキング」となった。大げさでも何でもなくて本当に、当時のネクロの対戦率は5割以上と高く、その5割全てのネクロマンサーが「速撃ホネキング」と化した。これは、ドロシー実装から長らく「みんな同じドロシー構成者」 「CPU化したユーザー」現象と似ていて、ついにネクロもそうなったか…と、がっかりしたのをおぼえている。まあ、みんなそれしかいなかった。短期のブームならまだしも、2期またぎとそこそこ長期に及んだブームなだけにタチが悪くシャドウバースをつまらないものにした、つまらない期にした。

f:id:otomegirl:20190415080005j:plainつまり、速撃ホネキングとは、天空の階段やスカルリングをまき散らかして、「マンモスの卵」も設置したりして、ターン3、4の序盤で、8/8ホネ王(withマンモスくん6/7)を登場させる序盤にして超大型スタッパリーの共演。

普通、pp2系ランダム破壊などないクラスは手も足も出ないんだよね…。

ロイヤルは、まずこの当時のロイヤルであからさまに増えたのが「鬼狩り姫・モモ」、これはやたらと出てくる傾向にあったし「ランサー」はもちろん「暗殺者(コスト3、1/1、指揮官がいると疾風を持つ)」も良く出て来た。すべては、速撃ホネキング対策として…。

しかし、これを使うは皆無だったね…。

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強いとか弱いとか、使える使えないとか、活躍するとかしないとか、そーゆー次元じゃないんだよ!

ジャイアントスレイヤーとは、超典型的なあからさまなほどの「メタる斬り(メタ、傾向と対策)」として使うカードであって、常備して常に強いとか、使えるとか、活躍するとか、そーゆー次元のカードではないのだ。

まさにそこで使えよ…と。

そこで使わずしていつ使うのだ?

いまでし・・・。。よょょぉし、、、。、汗汗😓ア

あからさまなほどのメタる斬り場面ではないか?

こんなにバカみたい分かりやすい例題も無かろうに?

ここで使えないのであればもうあと他に使う場所などないぞ…と。

普通、ターン3で攻撃力5以上なんてありえない、手札にジャイアントスレイヤーなんていきなり来ても邪魔にしかならない…はずが、手札にあるとなんて心強いのだろう!というスレイアの活躍場面にあの日のバースはあったのだ!

 

さらに続けて、ネクロマンサーは「先送りシステム」が実装されて、コスト5「ケルドライン」進化からの「ターン5ゼウス!」が、これもまた一択世界で大流行した。

ここでもネクロ率は5割以上と非常に高く全体の対戦率の半分以上を占める程にネクロにまみれていた、そのネクロマンサーすべてが先送りのターン5ゼウス(&モルディ)利用者だった。

さあさあさあ!

ここでも、だよ、だから。

f:id:otomegirl:20190415170838j:plainf:id:otomegirl:20190410074529j:plain私は流行デッキが嫌いなので(アンチ流行デッキ)流行りものは一切使わない。しかし対戦相手として相手にする対戦者(ロイヤル)の繰り出すカード傾向から察して「鬼狩り姫・モモ」や、必殺系のフォロワーは当時よく見かけたけど、「ジャイアントスレイヤー」利用者は一度たりとも見かけなかった。傾向と対策として「ジャイアントスレイヤー」を入れ込んでいるとは到底思えなかった。

 

 

取扱説明書みたいな ✍ 

攻撃力5以上の厄介なフォロワーが登場するブームにあるとき、対策として入れ込むべし!

上でしつこく書き殴っておりますが;w;

要はそういうこと、まさにそういうこと、そしてそういうこと以外のなにものでもないということ。

例えば「ヘクター」は5/6だ、ネクロであれビショップであれ「おまけ」はそうたいしたものでもないが、ヘクターそのものの存在が邪魔臭かったりもする。そして(ネクロに関しては)ヘクター率が今も高いからして、ヘクター対策としてpp3で破壊できる「ジャイアントスレイヤー」は、アリだろう。

あるいはドラゴンの交戦時鬱陶しい「ガルミーユ」は小モノ勢の敵でもあるからしてスレイアは効果絶大だ、あるいは「ポセイドン」もヘクター同様ヌシそのものの存在が邪魔臭い。必殺系フォロワーでも「おまけ」の守護2体が邪魔をして獲れないことも多かろう、そんなときにpp3で簡単に破壊できるスレイアは大活躍する。

昔で云うと、「バハム―ト」なんてまさにジャイアントスレイヤーを撃ち込んでくださぃと言わんばかりの展開ではないか(笑)13/13のバハムートにpp3を撃ち込んで破壊しMr.シャドウバースを恥辱にまみれさせてやったユーザーは、私以外にもそこそこいるかもしれない。

このように、なにかこう、攻撃力5以上の鬱陶しいフォロワー利用が流行していて、100%に近いレベルで登場する「傾向」にある時、ジャイアントスレイヤーをその「対策」として使うべし!

 

  📄Memo(攻撃力5以上で古今見かける系)

呼びおこ(呼び覚まされし禁忌)、白菜の王(災厄の屍王)、フラウロス、ガルミーユ、金髪系女子(邪眼の悪魔)、ケンシロウ&ロボ美、斧使い・ランディ、ドラゴンガード、ダークドラグーン・フォルテ、ファントムキャット、カラボス、ヨルムンガンド、バジリス、インペルマンモス、大斧のミノタウロス、マシンランスエルフ、ジェノア(フロントガードジェネラル)、アルヤスカ、ライオ、ヘクター、大修道女(祈祷強化全般)、黄金の獅子、ブローディアギルガメ、レイサム、ポセイドン、竜鎧の戦士、アゼザル、昏き底より、闇喰らい、イスラー、サタン、ドロシー、ホネキング、ファフニール、金竜、アジ、ゼウス、Mr.シャドウバース(バハムート) 

今でも1年に数回見かけるかつては採用率非常に高かったビショップの「クレリックディフェンダー」も。

 「師の教え」を利用した強制破壊! 

攻撃力5以上なので、攻撃力が5無いと働かない、この融通の利かなさは、せっかく使おうとデッキに入れ込み、手札にあっても、なかなか使う機会が無い、ということも多い。

そこで、「師の教え」を使って強制的に破壊に持ち込むテクニック。師の教えは相手フォロワーにも付与できる。(攻撃力を+1。) 

例えば4帯の「能力者系フォロワー(ドラゴンウォーリアー、エルフプリンセス、ハゲヲタケアリーさん、ワードロブレイダーなどなど)」は、3/4から進化して4/5という+1/1アップ系なんだよね。まるで見かけないがビショップの「救済の獅子」やドラゴンの「ラハブ」なんかも進化しても攻撃力は4。攻撃力5にならない。それはいいことでもあるんだけど、ジャイアントスレイヤーを使いたい身からすると「なんで5じゃねーんだよ!!」 

そこで、「師の教え」を4/5に使って5にして、スレイアを撃ち込んで破壊する。主に小モノ速撃系は、進化アタックして相手の進化アタッカーを処理している場合じゃない、基本的にはリーダーを狙ってリーダーを叩きに行かなくちゃいけない。相手の進化アタッカーを放置していいわけもないし、進化アタックでわざわざ破壊するのは、速撃系の戦法としては失敗だ。pp1(師の教え)とpp3(ジャイアントスレイヤー)を支払ってでも、破壊して、場にいる小モノ勢は全力でリーダーを叩きに行く方が、戦法としては強い。 

 また「師の教え」は、こちらカードを1枚引く効果も有しているので手札尽きは避けられる。スレイアとの二段使用は手札尽きが危ぶまれるが、師の教えで1枚引くのでギリギリ良し。

  

 

【上方👆】修正案のコーナーぁぁ!!。。

まず言いたいのは、ジャイアントスレイヤーは利用者皆無とはいえ「完成されているカード」なので、これ自体に問題があるわけではない。よって、ちがう側面から抉り取っていく。

「巨人剣士」のラストワードに「ジャイアントスレイヤー」1枚手札に加える。

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「十期」アディショナル追加の割と新しいカード。

ビックリしたよね…これをみた時。

いやいやいや、「ジャイアントスレイヤー」ラストワードで手札に加えろよ!っ、思ったよね。

それでまたファンファーレで、「いやいやいや、そこは5だろが!!」って、たぶん誰もが思ったよね…。

利用者完全皆無でそりゃそうだろ…と。スレイアすら誰も使っていないのに、こんなディフェンシブな(しかも6以上の攻撃力という極端な仕様)カード、誰が使うねん…と。

これが本来やるべきは、5で5/5でいいから、ファンファーレ:攻撃力5以上1体破壊、進化時:→5/5、体力5以上1体破壊。また、ラストワードで「ジャイアントスレイヤー」を1枚手札に加えるを持っている。なんだったらさらに「手札にあるジャイアントスレイヤー全てのコストを0にする」までつけたって良い。

このくらいやらないと、ディフェンシブなカードなんて採用されないのだよ。

上の「巨人剣士」で、ラストワード「巨人の遺志(コスト5アミュレット)」を場に出す。

巨人の遺志:カウント無し。自分のターン開始時、手札に「ジャイアントスレイヤー」を1枚加える。

さらに「巨人剣士」で引っ張る。

ファンファーレ:このバトル中、ジャイアントスレイヤーを使った枚数分、このフォロワーを+3/3にする。

1枚使っていれば巨人剣士は8/8で登場。3枚使っていれば14/14で登場する。

ビショップのリモニウムみたいな馬鹿でも使える簡単なカードではなくて、ジャイアントスレイヤーは使用場面が限定的だからこそ、巨人剣士とのコラボは楽し気になる。 

「粗暴な豪剣士」このフォロワーが場にいる時、手札にある全てのジャイアントスレイヤーのコストが1になる。 

 「商少女(マーチャントガール)」「大商人」「ウエポンディーラー」辺りがファンファーレで「ジャイアントスレイヤー」を手札に1枚加えるとか。チョイスにして「大安売り」と混ぜ込んでみるとか。

 

 総評ジャイアントスレイヤー)   

強いとか弱いとか、使える使えないとか、活躍するとかしないとか、そーゆー次元じゃないんだよ!

ジャイアントスレイヤーとは、超典型的なあからさまなほどの「メタる斬り(メタ、傾向と対策)」として使うカードであって、常備して常に強いとか、使えるとか、活躍するとか、そーゆー次元のカードではないのだ。

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