スカイドラコ・エチカ
NO.0071「エチカ」
アンティーク★★★★★(ゴールドアイラが来るまでは多く使われていた。)
俄然強め度数★★☆☆☆(アンネローゼが来るまではまだまだ強かった。)
再利用評価!★★★★★(とある裏技で非常に好く使える…)
MY利用率。☆☆☆☆☆(pp上げるスタイルをそもそも私は好きではない!)
※記事は12期後期と13期の混ぜ込み。動画はまさかの7/2メンテナンスでギルドに張り付け保存したものが一気に消えたため、やる気失せた。。。
📚「スカイドラコ・エチカ」を語る…
ゴールドアイラの登場はいつだっただろう…それまでは「エチカ」利用はそこそこ多くいたもので、pp早上げからの大型連打繰り出すためには「宣託」「(旧)アイラ」そしてこの「エチカ」と合わせて対戦相手と差をつけるpp差で勝負する楽しさがあったかつてのドラゴンクラスの魅力が懐かしい…。
今となっては「pp爆上げて」なんて云われるようにpp上げる手段が豊富になったことでまたそれらがお手軽である点でも使い勝手の良さと合わせて「エチカ利用」は皆無となって消えていくのでした。
次元期のアディションズで登場したまさかのカード…。
これを以ってエチカの産廃化宣言も容易く出来るというものだ…ウィッチの進化ブースト手段 スペクトラルウィザードと同じ「上位互換が来ちゃった」流れ。
エチカは進化して+1/1しか上がらないがアンネは+2/2しっかり上がる、これは4までを獲れるし、4までなら耐えうることの表れで場持ちの良さと合わせて当然評価は高い。
覚醒時のふざけた1ダメージは、若干使用率最近落ち気味なフィルレインからの「吐息(ワイルドハント、ジークも)」利用で使える1ダメージ飛ばし、腹立たしいやり方ですが1枚にいろいろな機能を混ぜ込んで高機能・多機能にまみれていないと使えない、他のカードたちと張り合えない、火力高騰した現代バース仕様のアンネということなのです。
一見すると誰しもエチカの出番などないかのように思われますが…
話は変わりますが…
シャドウバースは公式の発表として
「序盤からスムーズなプレイが可能となるように低コスト・カードに関しまして…ナンタラカンタラ(要は「手札配布確率操作」によって低コスト・カードが手札に入りやすい配慮がなされているということ。スペラーウィッチ相手に、コスト2「オウル」を進化ターン4,5で使ってこない対戦相手を見たことないでしょう?逆にあなたが、スペラーウィッチを使う身でオウルの進化利用が出来なかったことなんてないでしょう?あからさまに「オウルが手札に加わりやすくしました!」なんて言っていない。あくまで「低コスト・カードに関しまして」なのだ。)」
それでこれはなんでこんなことをするのかって、初期バース時代を知る者は当時の召喚ビショップ、(主にスペラー)ウィッチの無様な姿を知る者でもあるはずだ。
今でこそ超越ウィッチは完成されてドロシー、マナリアル、最強クラスに成り上がった、ビショップも同様に。
ところが初期バース時代のこれら2クラスは、先手でターン1に出せるカードが決まりきった1種類で非常に重要なカードでもあり、それが出せないとものすごいロスとなり、「もうその時点でマケカク」ってレベルで対等に戦うことが出来なかった。ビショップはカード引きの「願い」、ウィッチはこれも同じくカード引き&ブーストの「知恵」、基本の流れ、理想ムーヴの第一歩がしっかり踏み出せないと(特に先手で)もうそれだけで負け決定なレベルで弱弱しかった。
シャドウバースの悪い点として、「速撃常勝」がもう初期バース時代からずっっっっっっっっっっっっとなんだよね。エルフ、ロイヤル、そして当時は「ネクロ」の速撃も多くいたもので、当時のウィッチ、ビショップはホント哀れで無様で最弱クラスで、対戦相手で出会おうものなら(こちらが速撃構成であれば)「いいカモ来おったでぇ(*^▽^*)」なんて嬉しくなってしまうほどに、あっけなく狩れる程に見事に弱かった。
そこで苦渋の策?として、序盤からスムーズなプレイが…とかなんとか言っちゃって、低コスト・カードを入りやすくすることでスペラーウィッチと召喚ビショップをターン1からしっかりとカード引き、手札の補充を決めやすくしたことで…
という流れがあるのですね。
※ウィッチ、ビショップだけに対する特別なことではなくて、全てのクラスの低コスト・カードがこの「手札配布確率操作」の影響を受けている、はず。
同様に、「ゴールドカードに関して」も、何かありそうだと、うわさされている。
あくまで公式の発表は「低コストカード」だけなのだが、ゴールドカードに関しても秘密があるとされている。(あくまで噂のレベル)
例えば私自身が実感できたこととしていろいろある中でも特に強く感じたロイヤルの「リオード」の手札に来やすさったらない!やたらと来る。なんでそんなに来るの?ってビックリするくらい、来る。
ここで最前線を用いた潜伏二刀流の遊びをやっていたわけだが、全て3枚ずつ入れ込んだカードたちは、来たり、来なかったり、しばらく来たり、しばらく来なかったり、まあまあまあ、あるべき姿でした。しかしリオードに関しては、やたらと来る!対戦相手でもリオード登場率は非常に高い、対してカード引いてないのにデッキ掘り掘り出来てないのに、早くにリオードを2枚3枚出してくる。
いま(13期前期)だとエルフの「新型リノ虫」のなんでいきなり出せてるの?ってくらい、登場率が高い。リザから引っ張ってくるならまだしもリザ使ってへんやん?
「ゴールド枠」
一見すると「低コスト(1、2)カード」だから、のようにも思えるが、ゴールド枠が別に設けられていて、低コスト+ゴールドカードで確率がより高まり、より手札に加わりやすいという見方。
ドラゴンクラスに話を戻せばこれで「ゴールドアイラ」利用が多く、登場率も多く、アンネも出て来てpp早上げ万々歳ですね!
ではないんだよね。
逆なんだよね、実は。
ゴールドアイラ、アンネをどかして、外して、構成に入れないで、pp早上げを旧アイラや「エチカ」に託して、「他のゴールドカード」を入れることでそのゴールドカードを引きく寄せやすくするというテクニック。
ゴールドを「竜の財宝」(と「炎の爪」)に絞ることで、ゴールド枠を利用してこれらを引き寄せやすくする。
竜の財宝、強くて楽し気な13期に実装された新カード、これは3枚も入れたくはない。もちろん、いまは主に祈祷マンに対するアミュレット対策として「天空シュート」「天空剣」その他アミュレット破壊・消滅カードの利用も多くみられるからして3枚入れてもいいけれど、あからさまにスフィア一点張りで勝ちを狙うわけにもいかない。対新型リノ虫もある、そこで「ハルク」のディフェンスが光るし、祈祷マンの超大型横並べは「Mr.シャドウバース」が全壊する。
いくらかの勝ち筋が用意されている中での「いち筋」として財宝を用いるからして、多くて2枚、1枚でもいい、そんな使い方をするゴールドカードを、あえてゴールドアイラ、ロイ、ポセイドンなんかを入れ込まないで絞込、かといってpp早上げは恒例の宣託、旧アイラ、祠に加えて「スカイドラコ・エチカ」をここで使っていこうと、こういうワケだ。
手札配布確率操作のゴールド枠という裏を突いたテクニック。
📄Memo
これが少し前なら「竜鎧」とか「ドレイク」とか、ダメージ軽減を狙う「スカーサハ」とかの「ゴールド枠」。
もう少し昔になると私恒例の「インペルスラッシュ」構成におけるアミュレット「儀式」に絞り込んでみたり。
このゴールドカードをある程度確実に引き寄せたい!
という思惑がある時、ゴールドアイラやロイ、アンネローゼは入れ込まないで、その思惑のゴールドカードを入れ込んで、pp早上げを他のカードに託すというやり方。
※「ゴールド枠」はあくまで噂によるもので公式の発表は一切ない裏技的な要素になっています。
取扱説明書みたいな ✍
・「pp爆上げて」のいち手段
宣託、ゴールドアイラ、エチカ、アンネローゼ、ロイ(活竜剣)、旧アイラ、祠、コア、竜巫女、闘気。ついにここまで豊富なpp早上げカードたちで溢れかえることとなった。
進化を後の大型なんかに切りたい時はゴールドアイラやエチカなんかはよろしくないが、傾向的に序盤速撃の戦況であるのなら、旧アイラの段でも述べたように「フォロワーを出す意義、フォロワーである価値」に基づいてやはり頼りになるのが進化アタックして動き場に干渉しに行けるゴールドアイラやエチカは頼もしいフォロワー・カードとなる。
はっきりいって、ゴールド枠の裏技を無視すれば、アンネローゼにエチカが勝る部分は何も無い。エチカを使う理由は無いのだが、ウィッチの進化ブーストスペクトラルウィザードでも述べたように、基本的にはやりたいこととしては同じなんだよね。進化して、pp+1という点では、アンネも、エチカも、ゴールドアイラですら同じ意味になる。
・マゼル天門系で?
1枚入れ込み型(ハイランダー構成)において、pp早上げ要員として詰め込んでみるやり方で使えるかもしれない。
マゼル天門でそもそもpp早上げするいみがないものの、したらしたでお得だし、しなくても3で2/3として出れる可能性だけでも強みはある。
・2の動きをカバーする
ターン2で2/2、ターン3で2/3のフォロワーを場に出すことって、シャドウバースでは勝利に結びつくほど重要な動きとなる。 相手に与えるプレッシャーはかなりのもの。
それでなるほど、ゴールドアイラなんかはどうしたって進化して使いたいもんだから、序盤手札にあるんだけど、素のままでターン2なんかには出しづらいこともある。
こーゆー時なんだよね。エチカが見えていることで、ゴールドアイラをターン2で出してしまえる。
相手が上から獲れない攻防フォロワーの展開に成功。
つまりは、こちらは相手のフォロワーを上から獲れる、と。
ロイヤル相手に序盤の場の掌握に成功した場面。もしターン2でゴールドアイラを出すことを渋って出さなかったとしたら、こうも綺麗にはならなかっただろう。
糧としての再利用度~
原初★★☆
とっととpp爆上げてするならなんだっていいし、原初自体が優秀なのでなんだって合う。
コスト3という大きさでマイナス星1と、常に言える「アンネローゼ」に負けている点が挙げられる。
竜化の塔★★☆
こちらもpp爆上げてするならなんだっていいのと、使い道の無くなった単なる「2/3」フォロワーが5/5ドラゴンへと化ける可能性を得るなら利用価値はある。
竜化の塔の使用者が完全皆無だが非常に優秀なアミュレットで、序盤は非常に活躍が期待される主にpp早上げフォロワーたちも、ppが上がり切った後ではただのバニラっちになってしまうそれらをドラゴンにして再利用するのだからなかなか頼もしい、ドラゴンらしい機能的な使い方ができるのでお勧めしたい。
竜笛★★★
竜化の塔と同じ理由でこちらはさらに4/3突進のフレイムドラゴンへと化けるので確実に再利用が可能という点と、コスト2になるという点で相性は抜群。
旧ジャバウォック(駄馬ウォック)☆☆☆
まるでよくはないが、3帯にそろえる時のpp早上げ要員としては使える。
サクリファイスドラゴン(生贄システム、カード捨て系)★★★
竜化の塔、竜笛と同様の理由で。再利用の最たる魅力。インペルスラッシュの糧や竜の知恵の糧なんかで使っていける。また、ゴールド枠を利用してアミュレット「儀式」にゴールドカードを絞った際のpp早上げ要員として使えるエチカは非常にナイスな1枚となる。ここでのみ。
スカイドラコ・エチカを使いこなすデッキ紹介~
昔の「インペルスラッシュ」構成。勝率が良いとは言えないけど私は愛用していたお気に入り。
ゴールドをアミュレット「儀式」にしぼって、引き寄せやすくする裏のテクニック利用でpp早上げ隊の一員に「エチカ」を用いる。
これは、ヘクターネクロに対しては異様に高い勝率を誇った。
当時はゾーイなんてなかったし、「神秘の指輪」も無いからインペルの被り回避すらできなかった不遇のカード、それが「インペリアル・ドラグーン」であり、今もなお生贄システム自体が放置されたままなので(要はヴァンパイアの「毒ヘビ」みたいなもの)中途半端なままでやりようがない。
当時は旧サタンを用いて強引に勝ちをもぎ取るしか術が無かった。フォルテで先に進化疾風叩き込めれていれば、インペルスラッシュ1回で追い詰めて、詰みに持ち込めたりとか。
現代バース版に改良した「ハルク・インペリぃ~~~ノぉぉぉ!」
「デッキ掘り掘りぃ~~~ノぉぉぉ!」にも言えることだが、「り」はしっかりとスペイン語的に舌を巻きまくって「りぃぃぃぃぃ」と発音しよう。
脅威の新型祈祷マン及び新型リノ虫(と旧リノ虫すら)対策に「ハルク」のディフェンスはもはや必須レベル。ドラゴンクラスで後半以降に持ち込みたい遊びをするならハルクなしでは成立し得ないだろう。それが「狂気に満ちた現代バース」のおそろしさなのだ。
ゴールドカードを絞った狙い引きで、pp早上げにエチカを使う基本形。
イマドキは「ゾーイ」がとうとう(この構成の中では)役立たずとなってしまったこともあって、ハルク3枚、竜巫女3枚にしたほうが安定するかもしれない。
※「ハルク」の使い心地は非常に良し。pp8とかなり遠いが、新型祈祷マンのような大型連打系だとピタっと止めることができる、事が多々ある。(出来ないこともある。)
エーテルで生成して損はない1枚で、述べたようにドラゴンクラスで後半以降に持ち込んで戦いたい(要はコントロールタイプの)デッキ遊びでは今後必須カードとなるだろう。
ぜひおすすめしたい1枚でありますが、まずは、テンポラリーで1枚作ってみてその魅力を体感してみると良いでしょう。
スカイドラコ・エチカの活躍場面動画集~~~!
こんなものさあ?
ハルク以外の誰が止めることができるというのだろう?
アミュレット破壊すればいいじゃん?
って、そーゆー問題なのかこれは…無理だよね?
総評(スカイドラコ・エチカ)
別に何ってことも無い。
単なる「ゴールドアイラ」や「アンネローゼ」と同じでしかない。
それらを持ってない人は「エチカ」を入れればいいし、シルバーだからまあまあ、作りやすいし、アイラやアンネとの併用で絶対的確実にpp爆上げて相手に差をつけてマウント取って大型連打で戦いたい人にもおススメできる。(その際はそれらのフォロワーが後半以降も腐らないようにする工夫が必要)
ホントに、別段何ってことも無い。
試しに、ゴールドアイラやアンネをどかしてこの「エチカ」を入れて対戦してみると良い。特に何って程の差は無い。
ということに気付ける。
所詮はどれも進化時「pp+1」でしかないということなのです。